防犯ブログ
- 金属盗難
2010年10月29日
川崎 水道メーター連続盗難
川崎市上下水道局は28日、市内の解体工事現場2カ所で水道メーターが計2個盗まれる被害があった、と発表しました。
被害総額は2750円。
同局によると、19日に幸区幸町の現場で更地に設置した1個、20日には川崎区藤崎の現場に設置された1個がなくなっていました。
同局は27日までに幸、川崎署に被害届を出しました。
水道メーターの盗難は、2009年9月から続いており、09年度は3件(71個)、本年度はこれまでに10件(16個)発生。
被害は川崎、幸、中原区の市内南部に集中しています。
同局営業課は「高価でもない水道メーターをなぜわざわざ盗むのか、何に使うのか狙いが分からない」と困惑しています。
<カナロコ10月28日(木)20時30分配信より>
またまた金属盗難大流行の予感でしょうか。
エアコンの室外機盗難多発のニュースが増えていましたが、今度は水道メーターの連続盗難被害が発生しています。
以前、日本で金属盗難が大流行したのは北京万博の開幕前に、その需要が高まったことで中国に流出しているという意見もありました。
それは一段落したようですが、中国では今でも高層マンションやビル等が濫立し、それに使う金属が不足しているという見方もあるようです。
何が狙われて、何が盗まれるか予測がつきません。
これは大丈夫だろう、ここから侵入はされないだろう、という油断が思わぬ被害を招く場合があります。
犯罪者が犯行を行う時、多くの場合は事前に現場の下見を行います。
無人かどうか、番犬はいないか、敷地内に塀や壁があるか(外部から気付かれない)、補助錠や破壊しにくい材質の扉やガラスがついているか、防犯センサーなどのセキュリティ機器がついているか、防犯カメラがついているかなど。
この時に泥棒が嫌がる対策がされているかどうかが、侵入対象となるかどうかの分かれ目となります。
対策がされている家とそうでない家、どちらが泥棒に狙われるかは明らかです。
その為の対策をお金をかけて行うかどうかはそれぞれの判断となります。
家や事務所に盗まれたり、壊されたら困るものがあるところは事前の防犯対策が必須となるでしょう。
泥棒の好きな家
泥棒の嫌がること