防犯ブログ
- 自動車盗難
2010年11月04日
山形 運送会社の整備工場からトラック300本盗まれる
1日午前8時ごろ、白鷹町十王の運輸業「ヤマラク運輸」で、大型トラック用スタッドレスタイヤなどタイヤ約300本(時価800万円相当)が無くなっているのを従業員が発見、長井署に届け出ました。
同署は複数の者による転売目的の窃盗容疑事件とみて捜査を始めました。
同署によると、10月29日午後6時半に従業員がタイヤを確認しており、それ以降に盗まれたようです。
同社によると、事務所南側にある車両整備工場と3基中2基のコンテナに保管していたタイヤ442本中316本が被害に遭いました。
整備工場とコンテナは施錠してあったが切られた跡があったようです。
<毎日新聞 11月2日(火)12時31分配信より>
大掛かりな窃盗団に対しては、チェーンや扉の施錠だけでは防犯対策は充分とは言えません。
無人の建物の場合、中に侵入さえしてしまえば、それらを破壊したり、切断する時間は充分あります。
手間はかかりますが、時間の制限がないのは泥棒にすれば大きなメリットになります。
防犯システムが有効なのは、侵入者をセンサーが感知すると、警報ベルなどが大音量で鳴動します。
そうなると、何かしらの異常(侵入者)があったことが外部(周囲)に知らせることができます。
その結果、泥棒はゆっくりと犯行を継続することができなくなります。
防犯カメラに関しては、映像を記録し続けていますから、犯人である自分の映像が記録されてしまいます。
変装などで自分だと特定される心配がなければいいですが、逃走車両や犯人につながる何かしらが映像として残ってしまいます。
これも犯人にとっては大きな問題です。
チェーンや鍵の施錠は最低限の防犯対策として、それに+αの対策を講じることで、より侵入されにくい、犯行を起こしにくい環境ができ、犯罪者が嫌がる場所となります。
このような対策こそが効果的に働くのです。
工場・倉庫の防犯対策
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