防犯ブログ
- 侵入手口
2010年11月10日
福井 連続窃盗犯逮捕 51件被害総額720万円
県警捜査1課は8日、福井市石橋町、無職の男(48)=窃盗、建造物侵入の罪で既に8件起訴、公判中=が、福井、あわら、坂井各市で計51件の窃盗を繰り返し、被害総額は約720万円に上ることを裏付け、捜査を終結したと発表しました。
県警によると、男は09年4月から今年6月22日に逮捕されるまで、主に個人経営の会社やガソリンスタンドなどの事務所に窓ガラスを割って侵入し、現金や商品券、切手などを盗んだとされています。
09年8月には、坂井市内の事務所から現金336万円を盗んだ疑いがあるということです。
「借金があり、生活費やパチンコ代に充てた」などと供述したということです。
<毎日新聞 11月9日(火)17時21分配信より>
ガラスを割って侵入するというのは泥棒も最も多く典型的な手口と言われていますが、依然としてその手口が通用し、その対策がされていない家や事務所が非常に多いということが分かります。
泥棒に最も狙われるのがガラスということが分かっているのに、何も対策をしないというのは、犯罪に対してどこか自分には無縁、無関係では?という根拠のない自信のようなものを持たれている方も多いのではないでしょうか。
実際に犯罪被害に遭われた方の多くが、まさか自分が被害に遭うとは、なぜ何も盗られるものがない我が家を、と驚き、疑問に感じ、そして悔やみます。
犯罪者側からみれば、被害者がどう思うか、どう感じるかは関係ありません。
その家に金目のものがあるかも分かりませんから、盗られるようなものがないというのは狙われない理由にはなりません。
とりあえず侵入し、部屋を荒らし、金品を物色するだけです。
その後で被害者が困ろうが、悩もうが、そんなことを考えていたら泥棒なんてできないでしょう。(しないでしょう)
慈悲深い泥棒もいるかもしれませんが、そんなことは期待できません。
そうなると自分の身は自分で守らなければなりません。
それが事前の防犯対策です。
抑止力強化(「狙わせない」犯罪対象から外させるために)
侵入検知(侵入させないことが大切!)