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2010年11月11日 卒業生が母校に侵入 授業中の教室から現金、携帯ゲーム機盗む

都立高校を卒業した少年らが母校の校舎に侵入し、教室から現金や携帯ゲーム機などを盗んだ疑いで逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕された私立大学2年の少年ら3人は2010年9月、少年のうちの1人が卒業した杉並区の都立高校の校舎に侵入し、体育の授業中で生徒がいない教室から、現金およそ1万3,000円や携帯ゲーム機などを盗んだ疑いが持たれています。

少年らは、この高校に3日間連続で侵入、盗んだ携帯ゲーム機などをネットオークションで販売し、売上金を分配していました。
少年らは、4回目に侵入した10月1日、教師に発見され、建造物侵入の疑いで逮捕されていました。
警視庁は、別の都立高校や学習塾でも余罪が数件あるとみて追及しています。
<フジテレビ系(FNN) 11月11日(木)13時1分配信より>

高校の卒業生だった者が窃盗グループの一員だったということで、校内の事情にも詳しかったのでしょう。
それにしても、授業時間中でも学校内へは誰でも自由に出入りができるのでしょうか?
遅刻してくる生徒や早退する生徒もいるかもしれませんから、門は開いているのかもしれません。
しかし、そうなると外部からの侵入者も容易に中に入ることができるという一面もあります。

侵入者対策をきっちり行うか、生徒の登下校を柔軟に受け入れる態勢を重視するか、難しい選択でもあるでしょう。
しかし、一旦校内に入ったら、登校までは簡単に抜け出せないようにするのは問題とは思えません。
体調不良や家庭の事情など止むを得ない場合は、許可をとってその都度門を開けるなど対応すればよいだけだと思います。
遅刻しても叱られない、授業中でも簡単に抜け出せる、というのは子供(生徒)からも甘く見られる原因ではないでしょうか。

この被害に遭われた学校は違うかもしれませんが、子供から甘く見られるということは、他の第三者、特に犯罪者からもどう見られるか気になります。
この学校は校内への侵入が簡単だ、校内を部外者がいても不審がられない、などと思われてしまうと、犯罪のターゲットとして見られてしまう可能性があります。
甘くみられない為には防犯対策を講じ、ここは手強いと思わせることが必要です。
学校・幼稚園の防犯対策授業中の部屋内及び校内への侵入対策
学校・幼稚園の犯罪事情

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