防犯ブログ

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2010年11月26日 川崎でまた水道メーター盗難 今年8月以降、14カ所で計20個盗まれる

川崎市上下水道局は22日、市内の住宅工事現場計3カ所で水道メーター計3個が盗まれる被害があったと発表しました。
被害金額は計6037円。

同局によると、15日午前、幸区塚越2丁目の建物解体工事現場で、水道メーター(口径20ミリ)がなくなっているのを検針委託会社職員が発見しました。
17日には川崎区京町3丁目の建物解体工事現場で同型の1個がなくなっているのが判明。
18日も幸区南幸町3丁目の住宅新築工事現場で口径13ミリのものと蛇口2個がなくなっているのが確認されました。

同局は18日までに、それぞれの管轄の警察署に被害届を提出しました。
市内では今年8月以降、今回を含め14カ所で水道メーター計20個が盗まれています。
<カナロコ 11月22日(月)19時30分配信より>

10月のこの防犯ブログでも紹介した川崎市での水道メーター連続盗難ですが、11月に入っても被害が拡大しています。
高価ではない水道メーターをどのような目的で盗むのか、金属盗難なのか、単なる嫌がらせなのか、犯人の意図は未だに分からないようです。

水道メーターが盗まれると水道自体が使用できなくなるのかは不明ですが、それでも被害金額以上の損害を被ること、生活に支障をきたすことは間違いないでしょう。

水道メーターが盗まれるとは誰も想像しません。
仮に狙われると分かっても、それ自体を守るための防犯対策をあえて行う人はいないでしょう。
そこを突いての犯行かもしれません。

泥棒を含めた犯罪者は、常にもろくて弱いところ、つまり弱点を探しています。
その弱点が多い家や店舗、事務所が犯行のターゲットに選ばれてしまうわけです。
弱点が少ない、つまり防犯対策がきちんとされているところは、最初から狙われない、ことが多いと言えます。
考えてみて下さい、弱点が少ない、つまり侵入するには手強いところをあえて選ぶ必要がないからです。

侵入する、盗むという犯罪を行うにあたって、重視するのはその成功する確率と自らが捕まらないという危険性です。
防犯対策実施済みのところは、そのどちらもが犯罪者にとって都合が悪いわけです。
そう思わせることができれば成功です。
これが事前の防犯対策を行う効果の一つです。
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