防犯ブログ

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2010年12月01日 横浜 元社員が合鍵返さず、侵入し液体凍結機2台盗む

都筑署は29日、窃盗の疑いで、横浜市栄区桂台東、無職の男の容疑者(40)を逮捕しました。

逮捕容疑は、7月24日午後11時ごろ、同市都筑区の食品冷凍装置製造販売会社「テクニカン」に侵入、業務用の液体凍結機2台(縦、横、高さとも約1メートル)など4点(560万円相当)を盗んだ、としています。

同署によると、同容疑者は同社の元営業担当。
返却せずに持っていた合い鍵で社内に侵入し、液体凍結機などをレンタカーに積んで盗んだという。

同容疑者は営業を装い、凍結機を静岡県内の会社に売ったという。
「多額の借金があり生活が苦しかった」と容疑を認めています。
<カナロコ11月30日(火)20時0分配信より>

盗まれた機械は高額なのはもちろんですが、その後の業務に支障をきたすのは間違いないでしょう。
そのことによる損害の方が大きくなる可能性も考えられます。
このように侵入盗難被害が発生すると、ただ何かが盗まれたでは済まないことが多々あります。

盗まれて困るようなものは家に置いていない、現金は銀行に預けているし、と考える人がいますが、例えば侵入者が侵入する時の手口で多いのがガラス破りです。
侵入に成功する、しないに限らず必ずガラスが壊される(傷つけられる)訳です。

侵入は阻止したとしても、何らかの被害には遭ってしまう可能性があります。
泥棒に侵入されてからどうするかではなく、侵入されない、狙われないようにするにはどうしたらよいかを考えるべきです。

防犯カメラや防犯センサー、警報ベルなどを設置するのはそうした狙いがあります。
そのような事前の防犯対策をしているところは、侵入した時点でシステムが作動し、威嚇機器が鳴るかもしれない、防犯カメラがあれば映像を記録されているかもしれない、そのように侵入者に考えさせる効果があります。
分かり易く言えば、そのようなところは侵入するのに面倒なのです。
それよりももっと簡単なターゲットがたくさんあります。
それを探す方が楽なのは明らかです。
その心理を逆手に取るのが事前の防犯対策ということになります。
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