防犯ブログ

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2010年12月09日 小田原 消火器盗難被害 1ヶ月で33本

小田原市は6日、地震対策用として市内の路上などに設置している消火器33本が、11月初旬から相次いで盗難されるなどの被害に遭った、と発表しました。

市などによると、被害は同市久野を中心に発生。
最初に被害が確認された11月3日以降、今月6日までに路上や駐車場などに置いてある消火器33本が盗難されたり、路上で噴霧されたりしたという。
付近の住民の通報などで発覚しました。

市は11月24日に同署へ被害届を提出。
同署は悪質ないたずらとみてパトロールを強化しています。
市は、市内に4877本の消火器を設置しています。
<カナロコ12月6日(月)20時15分配信より>

消火器を盗んだり、噴射させたのは、悪質ないたずらなのか、それによって利益を得る者の犯行か。
利益を得る者といえば、単純に消火器を盗み、他に転売する、それによって利益を得る泥棒です。
それ以外は、可能性としては、その消火器を販売している業者なども考えられます。
消火器が盗まれることによって、被害者からまた発注があり、それによって利益を得るということもあります。
以前、自転車の修理業を営んでいる男が、自ら駅の駐輪場等に停めてある自転車を故意にパンクさせ、その修理も行っていたという事件がありました。

教会に消火器を投げ込むという事件もありましたし、犯行の動機は様々です。
何がどのような被害に遭うか簡単に想定できないケースが増えてきました。
こんな物が盗まれるのか、狙われるのかと驚くような事件も多いと思います。
最近ではエアコンの室外機盗難が多発していますし、少し前では金属盗難で公園の遊具(すべり台など)が盗まれるという事件もありました。

全てのケースを想定し、全てのケースに対応する完璧な防犯対策というものは現実的には存在しません。
犯人が自らのリスクを顧みず、犯行を完遂させることだけを重視した場合、何らかの被害は必ず発生してしまいます。
その被害を最小限に留める為に行うのが事前に防犯対策を行う効果です。
防犯システム設置の場合、対策を行うことで、犯罪者には狙われにくくなりターゲットになる可能性が減ります。
万が一狙われ、侵入しようとしてもそこでシステムが作動し、音と光による威嚇でそれ以上の犯行を継続するのが難しくなります。
狙わせない
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