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2011年01月25日 6県で余罪229件 ベトナム人窃盗団 被害総額1900万円

全国を窃盗行脚していたベトナム人窃盗グループの男2人を逮捕し、余罪を調べていた県警捜査三課と今市署は24日、栃木、群馬、福島など6県で229件の余罪を確認したと発表しました。
被害総額は約1900万円に上るということです。

県警は昨年、窃盗容疑で群馬県伊勢崎市羽黒町、無職の男(34)=麻薬取締法違反罪で公判中=と、住所不定、無職の共犯の男(27)=窃盗罪で有罪判決=のベトナム人2人を相次いで逮捕し、自供をもとに余罪捜査を進めてきました。

県警などによると、福岡県から入国した2人は平成21年1月から窃盗行脚を開始。
逮捕直前は群馬県を拠点にしており、県警が確認しただけでも栃木、群馬、茨城、埼玉、福島の各県などで、幹線道路沿いのドラッグストアを狙って窃盗を繰り返していました。
<産経新聞1月25日(火)7時57分配信より>

幹線道路沿いのドラッグストアを狙ったということですが、何か狙われやすいポイントがあったのでしょうか。
人通りが少なく犯行を行いやすい、現金をそのまま店に置いたままにしているところが多いなどでしょうか。
最近は商店街や小さな店舗が減ってきている代わりに、大型のドラッグストアが増えてきました。
郊外か街中、ドラッグストアの規模にもよると思いますが、防犯システムや防犯カメラの設置の有無など、防犯対策にもばらつきがあるでしょう。

被害総額1900万円の内訳は不明ですが、おそらくは金庫内に保管されていた現金、そして薬などの商品類でしょう。
驚くのは、6県に渡って229件もの犯行を繰り返してきたことです。
この窃盗団に限らず、他の窃盗団で何百件も犯行を繰り返し、被害総額が1億円を超える場合がありますが、そこまで至ってようやく捕まるということなのでしょう。
それまでは自由に犯行が行えて、捕まらないということです。

全ての窃盗団がそうではないでしょうが、窃盗団によっては何百件もの犯行を行っても捕まらないという場合もあるでしょう。
被害者の数はどんどん増え続けるということになります。
また、別の窃盗団が活動し出すと、また被害数が増えます。
それが現状です。
人に頼っているだけでは自分の身は守ってはくれません。
自主防衛・自主機械警備を検討してみてはいかがでしょう。
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