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2011年02月01日 婦人服店からマネキン盗んだ女逮捕 マネキンに興味あった

婦人服店のマネキンを盗んだとして、高島署は31日、窃盗の疑いで、高島市安曇川町西万木のたばこ販売業の女(50)を逮捕しました。
マネキンは太ももから首、肩までの女性の上半身をかたどったもので高さ約80センチ。高島署によると、「(マネキンに)興味があった」と容疑を認めています。
量販店内の防犯カメラに、買い物カートでマネキンを運ぶ女の姿が映っていたということです。

逮捕容疑は、昨年11月16日午後0時40分ごろ、高島市安曇川町西万木の大型量販店内の婦人服店で、店内に設置していた女性型マネキン(時価1万3千円相当)を盗んだとしています。
<産経新聞2月1日(火)7時59分配信より>

防犯カメラの映像が犯人特定・逮捕につながった事件です。
しかし、捕まった容疑者は防犯カメラの存在に気付かなかったのでしょうか。
婦人服店の量販店ということですが、おそらく防犯カメラの普及はかなり進んでいると思われます。
普通の泥棒なら、すぐに防犯カメラの存在に気づき、その場所での犯行はやめ、別の場所を探すか、どこまで映像を撮られているかを注意した上で犯行を行うでしょう。

今回のように衝動的な犯行であればそこまで注意がいかなかった可能性はあります。
人目だけを気にして、機械の目までは考えつかなかったのかもしれません。
また、店舗に防犯カメラをつけていても、重要個所である高価な商品、人気商品の陳列棚、レジに向けて防犯カメラが向いていない、または防犯カメラの台数が少なく、重要個所全てをカバーできていないというケースもあるでしょう。
せっかく大金を費やして防犯カメラを設置するのであれば、ぜひ効果的に活用できるようにしなければもったない話です。

また、防犯カメラだけに頼るのではなく、従業員による店内の監視強化や商品陳列棚の整理などを頻繁に行い、防犯意識の高い店ということを全ての来店者にアピールすることが効果的です。
この店は万引きがしにくい、と思わせることができれば成功です。
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