防犯ブログ

  • 窃盗
2011年02月04日 ビール樽40個盗難 店主が3時間張り込んで容疑者逮捕

サーバー用ビール樽(だる)専門の泥棒が22日警察に逮捕されました。
昨年からビール樽を約40個も盗まれた熊本市下通の男性飲食店主(42)らが未明のビルで約3時間張り込み、現れた容疑者を取り押さえました。

逮捕されたのは菊陽町辛川、無職の男(58)。
容疑は、22日午前6時45分ごろ、熊本市下通の雑居ビルで、1階入り口に置かれたサーバー用ビール樽2個(約2000円相当)を盗んだとしています。

逮捕した繁華街総合現地対策本部(熊本北署)によると、サーバーは業務用で、この飲食店が使っていました。
中身が空になるたびに、ビール業者に回収してもらうため、ビルの外に出して置いていました。
ところが昨年11月ごろから付近でビール樽が盗まれる被害が相次ぎました。

40個盗まれた店主は、悔しくて何とか犯人を捕まえようと警察官3人と午前3時半ごろから張り込みました。
店内のドアガラスから電気を消して様子をうかがっていた店主は、樽を持ち去ろうとする男を発見、外に出て軽乗用車に積むところを「何しよっとか」と一喝。
男は「すみません」と答えたという。

男は「100個以上のビール樽を盗み、熊本市内の金属リサイクル店で売った。生活費がほしかった」と話しているという。
<毎日新聞1月23日(日)16時10分配信より>

自分で犯人を捕まえようとするのは大変です。
この日のこの時間帯に犯人が来るというのが分かっていれば、それを待ち構えて入れば見つける、捕まえることができるかもしれませんが、いつ現れるか分からない犯人を待ち続けるのは難しいでしょう。

その代わりをしてくれるのが防犯カメラによる監視です。
24時間、何の文句も言わずに映像を記録し続けてくれます。
もちろん設置する場所が広い場合は、多くの防犯カメラを設置しなければ監視範囲に抜けや漏れが出てきます。
その為には費用もかかりますが、それは人の目による監視を続けることとの比較になるでしょう。

また、防犯カメラの監視が優れているのは、防犯カメラをつけておくことで、誰の目にも映像を記録している、監視中というのが明らかです。
その状況下で堂々と犯行を行おうとする犯罪者は少ないでしょう。
つけておくことで、犯罪の抑止力(思い留まらせる)としての効果が期待できます。
店舗の防犯カメラ対策
大型店舗の防犯カメラ対策

加盟企業専用ページはこちら