防犯ブログ
- 自動車盗難
2011年02月10日
東京・千葉 大型バイクを狙って盗みを繰り返していた台湾窃盗グループ逮捕
東京と千葉で、ハーレーダビッドソンなどの大型バイクを狙って盗みを繰り返していたとして、台湾出身の窃盗グループが再逮捕されました。
窃盗の疑いで再逮捕された台湾出身の大学生の30歳の男、27歳の男、もう一人の27歳の男の3人は、2010年8月、千葉・市川市のマンション敷地内から、大型バイク1台(40万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
30歳の男らは1月、都内で起きたバイク窃盗事件で逮捕されていて、警察が千葉県内の貸倉庫を捜索したところ、ハーレーダビッドソンなど、1,000cc以上の大型バイク25台(2,210万円相当)が、解体された状態で見つかったということです。
調べに対して、30歳の男らは「100件以上やった」などと容疑を認めているという。
警察は、30歳の男らが盗んだバイクを解体し、東南アジアなど海外へ輸出していたとみて調べています。
<フジテレビ系(FNN)2月9日(水)17時19分配信より>
盗んだバイクをそのまま海外に密輸するのではなく、解体して部品やパーツとして輸出していたということです。
これだとどの部品がどのバイクから盗まれた物かを特定するのが難しく、足が付きにくいという判断からでしょうか。
しかも犯人を逮捕し、その後貸倉庫を捜索したところで解体されたバイクを発見ということですから、犯人逮捕の難しさを物語っています。
さらに海外から犯罪の出稼ぎに来ている者らは、犯行後、自国に戻ってしまう可能性があります。
そうなると犯人逮捕はさらに難しくなるようです。
一度盗まれてしまうと、元の状態で被害者の手元に戻ることは、可能性としては低いと言えます。
そう考えると、その一度の犯行を阻止しなければならないということになります。
今回被害に遭ったバイク、これを守るには、屋外の敷地の警戒や防犯カメラによる抑止・監視が効果的でしょう。
建物の中に保管できるものなら、鍵をかけたり、金庫に保管した上で、さらにセンサーなどの防犯対策を講じるとより効果的になりますが、屋外や半屋外に置いているものを守るのは特殊な防犯対策が必要となります。
何でも万能の防犯対策を講じるのではなく、状況に応じた防犯対策がより効果を発揮します。
設置場所別防犯対策