防犯ブログ
- 金属盗難
2011年03月07日
青森 6小中学校から水道蛇口45個が盗まれる
八戸市内の小中学校6校で屋外の水道蛇口計45個(計4万5000円相当)が盗まれたことが2日、八戸署の調べで分かりました。売却目的の窃盗事件とみて調べています。
同署によると、市立白山台小で1日、正面玄関前などの蛇口15個が盗まれているのが見つかりました。
これを受けて各校が調査し、2日にも5校で30個の盗難が分かりました。
盗まれた蛇口はいずれも冬の間は使用されていません。
昨年12月1日~今年3月2日までに被害に遭ったとみられています。
<毎日新聞3月3日(木)12時44分配信より>
蛇口が盗まれたのは昨年の12月から今年の3月までの間、つまり、いつ盗まれたのかも分からないということです。
冬の間は蛇口を使用していなかったというのも理由の一つですが、これでは犯人を特定するのも難しいでしょうし、盗まれた蛇口が学校に戻ることはないように思います。
もし、現場に防犯カメラがついていれば、犯人の映像が記録されているかもしれませんし、犯行日時も特定できたかもしれません。
防犯カメラがついていればその学校が狙われること自体なかったかもしれません。
水道の蛇口が盗まれるとは思わなかったという油断かもしれませんが、昨今、金属盗難目的で様々な金属が狙われています。
こんなもの盗んでどうするんだという物まで盗まれています。
蛇口45個で4万5千円相当と、大した金額ではないと感じるかもしれませんが、チリも積もれば山となるということでしょうか。
また、被害額としては大したことがなくとも実生活に大きな影響を及ぼすものも多数あります。
この被害に遭った蛇口もそうでしょう。水が出せなくなるのですから、大きな問題です。
スペア等を常備しているとも考えにくいので、すぐに新しい蛇口が必要となります。
侵入時に扉や窓ガラスを破壊されたらそれも困ります。
修理業者が即対応してくれればよいですが、間が空くとその間はどうするかという問題も生じます。
泥棒が盗もうとする物と盗まれて困る物は違うケースが多々あります。
被害者のことを考えて犯行を行うような優しい人は、人に迷惑を掛けるようなことはしませんし、そもそも犯罪を犯すことはないでしょう。
泥棒の考えとは別に、被害者となりうる我々は自分の身を守るための対策を自分でしなければなりません。
学校における犯罪と対策