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2011年03月22日 宮城 車からガソリン抜き取る窃盗事件多発 218件

東日本大震災後、宮城県で110番の通報件数は、通常時の2倍ほどに増えています。
特に多く発生している犯罪としては、駐車している車からガソリンを抜き取るなどの窃盗事件で、218件発生したということです。
<フジテレビ系(FNN)3月18日(金)13時19分配信より>

地震で被害の遭ったコンビニなどの店舗から現金や物を盗む手口がニュースとなっていますが、今度は駐車している車からガソリンを抜き取る窃盗事件が多発しています。
関東地区でもガソリンの給油が困難で、緊急車両が優先され何時間も待たなければならない事態となっていますが、被害が大きかった地域ではさらにガソリンが貴重なものとなっているようです。

食料品や衣料品などの物はあるけど、それを運ぶ人、車、またはその燃料(ガソリン)がない、という深刻な事態に陥っているところも多々あるようです。
ガソリンがない、そうなるとそれが欲っするあまり、盗もうと考える者が出てきます。
または、それを高値で転売しようと考える者です。

物が盗まれる場合、何らかの盗まれる理由があります。
その物の価値が一時的でも上がり、多数の人が欲しがり需要が上がった場合。(盗んで転売すれば利益を得られる)
今回のガソリンはこれに当たるでしょう。
金属盗難が多発した時もこれでしょう。

また、その物が保管されている環境(家、事務所、店舗、倉庫など)が侵入者に対して弱い場合。(容易に盗み出すことができる)
無施錠は論外ですが、窓ガラスや扉の施錠だけでは心もとないでしょう。
金庫保管やワンドアツーロックだけでは防犯対策が十分とは言えない場合が多く(増えています)なっています。

盗んでもすぐには犯行が発覚しないという場合もそうでしょう。
管理や保管がいい加減、雑で、すぐに盗まれたことに気付かないというのも狙い目です。

犯罪者からすると、これらの弱点が多いところほど狙いやすい。
弱点が少ない、分かりにくいところはあえて狙わないということになります。
この弱点をいかに少なくするかが防犯対策のポイントとなります。
泥棒が狙いを定めるまで

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