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2011年04月12日 和歌山で窃盗事件相次ぐ 犯罪多発の予感?


6日午前4時45分ごろ、新宮市橋本1の古美術販売「瑞鳳堂」=で警報装置が作動し、警備会社が110番通報しました。
新宮署員が駆けつけると、ガラス製ドアやケースが壊され、ネックレスや指輪計15点(約610万円相当)が盗まれており、同署が窃盗事件として調べています。

同署によると、複数の男がバールのような物でドアなどを割り、車で逃走する様子が防犯カメラに映っていました。
車は白いステーションワゴン型。
男は太めの体形で、白い帽子とズボン、水色のジャンパーに、マスク姿。
別の運転手が車に乗っていたということです。
<毎日新聞4月7日(木)12時53分配信より>


6日夜から7日朝にかけて、和歌山県田辺市新庄町にある自動車販売店など3店舗が事務所荒らしに遭いました。
同一犯の可能性もあるようです。
田辺署が窃盗事件として捜査を始めました。

自動車板金塗装会社「谷地自動車」では、軽乗用車1台と現金約20万円が盗まれました。
車5台の鍵が入ったケースも盗まれました。
従業員男性によると、7日午前8時ごろに出勤したところ、鍵を掛けていた店舗入り口のシャッターが強引に開けられていました。6日は午後8時まで営業していました。
事務所に侵入したら鳴るように設定していた防犯ベルの配線も切られていたということです。

谷地自動車から約500メートル離れたゲーム販売店「wanpaku」でも7日午前9時半、店長が出勤すると、入り口シャッターを強引に開けられ、店のドアのガラスが割られていました。
店内に置いていたゲーム機やゲームソフトが多数なくなっており、現金約14万円も盗まれていました。
前日は午後10時まで営業していました。

近くの自動車販売店「南紀オート販売」でも6日午後7時から7日午前8時までの間に事務所に侵入されていましたが、貴重品を置いておらず被害はなかったという。
<紀伊民報4月7日(木)17時0分配信より>

和歌山が犯罪者に目を付けられているのでしょうか?
先日のブログでも和歌山県内の寺社で仏像盗難が多発していると紹介しましたが、他の窃盗事件も頻発しておりニュースとなっています。
偶然が重なっただけなのかもしれませんが、今後も犯罪が多発する嫌な予感がします・・・。
犯罪者が何か狙いやすいポイントがあるのかもしれません。

大阪という人口の多い地域の隣の県ということで、移動しやすいが、和歌山自体は人が少なく、地方色が強い。
防犯というものに対する意識もまだまだ低いという分析を犯罪者側がしているのかもしれません。
無施錠や防犯システム未導入など、泥棒が狙いやすいポイントが複数存在しているのかもしれません。

犯罪者が犯行を行いにくいと感じる環境を作り上げるのが非常に効果的な防犯対策の一つです。
これは1人の力だけではどうしようもないのですが、警察による巡回強化、住民同士の声掛けやあいさつの励行、無施錠の撲滅、補助錠設置の推進、防犯カメラや防犯灯の設置など防犯対策は様々です。
どれか限定して行うより、様々な防犯対策を複数組み合わせることでより効果を発揮します。

不審者がいると、すぐに住民が気付く、顔や特徴も覚えている、防犯カメラに記憶されるなど、これらは犯罪者が特に嫌がることです。
嫌がることをされるところでは犯罪を行おうとは思いません。
別のターゲットを探すのみです。
そう思わせることができれば成功です。
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