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2011年04月13日 京都 ゲームカード万引き34歳の男逮捕

コンビニでオンラインゲーム「プロ野球 オーナーズリーグ」の選手カード22枚を万引したとして、五条署は8日、窃盗容疑で、大津市松が丘、京都市職員の男(34)を現行犯逮捕しました。

選手カードには1枚にプロ野球選手1人の写真が印刷され、裏面の数字を打ち込むと自分のチームにこの選手を登場させることができます。
男は「自分のチームに目当ての選手がほしかった」と容疑を認めているということです。

逮捕容疑は、8日午後1時5分ごろ、京都市中京区のコンビニで、選手カード22枚(時価計約6900円相当)を万引したとしています。
同署によると、男の行為を見つけた店員が取り押さえ、同署員に引き渡しました。
<産経新聞4月9日(土)7時57分配信より>

一般の人やそれに興味がない人にとっては価値がない物でも、収集家やファンにとってはとても価値が高い物があります。
ゲームカードもその一つでしょう。

プロ野球選手から人気ゲームやコミックのゲームカードは小学生から20代、30代の男性まで夢中になっている人がいるようです。
昔、子供のころ集めていたものが復刻版のような形で大人になったころ発売され、懐かしさから集め出す人もいます。
また、当時はお金がなくて少しずつしか買えなかった分、今では「大人買い」という形で大量に購入する人も多いようです。

ファンの間では、貴重で珍しいレアカードというものが高額で取引されることもあります。
ネットオークションなどでもファン同士で個人的に取引されることもあるようです。
今回逮捕された男は自分が楽しむために欲しくて万引きしたようですが、このようなファン心理を悪用し、大量に盗んでファンに売りつけようと考える犯罪者も出てきます。

需要が高い物には独特の嗅覚を持って嗅ぎつけるのが犯罪者の特徴です。
お金になると判断すると、それをいかにして大量に得るかを考えます。
盗むことが一番手っ取り早いと考えれば、それを実行しますし、偽物を作るのが簡単だとするとそれを行います。
何がどのようにして狙われるかは分かりません。

人気商品を取り扱う店舗ではそれを守る為の対策を行わなければなりません。
それは不特定多数による万引きなのか、現金目的の強盗なのか、その手口によって様々な対策を行わなければなりません。
店舗の防犯対策

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