防犯ブログ
- 窃盗
2011年04月21日
新潟 地震に備えた現金1000万円入りのバッグ盗難
18日午後、新潟県柏崎市に住む70代の男性から、「現金約1000万円が入ったバッグが自宅から盗まれた」と県警柏崎署に届け出がありました。
男性は「地震が怖く、すぐ持ち出せるように用意していた」と説明しているといい、同署は窃盗事件として調べています。
同署によると、男性は12日昼ごろに帰宅した際、1階の床に置いていた現金約1000万円入りのバッグがなくなってるのに気付きました。
室内に荒らされた様子はありませんでしたが、窓の施錠を忘れていた可能性があるという。
<時事通信4月18日(月)19時8分配信より>
今回のような津波被害に遭うと、自宅においている現金などは無意味です。
むしろ、建物と一緒に流されてしまい、誰の物とも分からなくなってしまいます。
それが本来の持ち主の手元に完全な形で戻ることはないでしょう。
金融機関などに預けていた場合、もちろん通帳やカード、印鑑なども無くなってしまう可能性がありますが、金融機関に記録は残っています。
時間がかかるかもしれませんが、本人確認などができれば、そこから現金を引き出すことも可能になるでしょう。
盗難被害も、自宅と金融機関どちらが安全かは明らかです。
自宅に保管しておくメリットが分かりません。
すぐに持ち出せるように現金を置いておきたいという気持ちは分かりますが、万が一の被害に遭った場合、それらが全て水の泡になってしまう可能性があります。
盗難被害に関しては、万が一とは言っていられないほど、確率は高いと言えます。
高齢者の方ほど、自宅に現金を保管しておく傾向にありますが、それに目を付ける犯罪者というものも必ず出てきます。
せっかく貯めた大切なお金が、一瞬で犯罪者に盗まれる、これは後悔してもし切れない思いになるでしょう。
金融機関にもいっぱいお金を預けていて、自宅に置いていたのはほんの一部、という裕福な方であれば、大した被害ではないでしょうが、多くの方はそうではありません。
全財産が一瞬でなくなる、まさに今回の津波被害のように、犯罪者は人の大切な財産無慈悲に奪い去ります。
そうさせないように自衛しなければ自分の身を守ることはできないでしょう。
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