防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2011年06月08日
大阪 チケット店荒らし430万円被害
4日午前3時35分ごろ、大阪市淀川区西宮原のチケットショップ「アイチケット」で警報装置が作動し、商品券など(計約430万円相当)が盗まれました。
淀川署は窃盗事件として捜査。
シャッターがこじ開けられ、出入り口扉のガラスとショーケース2つのガラスが割られていました。
3日は午後6時半ごろに男性経営者(59)が施錠して帰宅。
この日は警備会社から110番がありました。
大阪市内では2~3月にかけて貴金属店などを狙った出店荒らしが相次ぎ、淀川署で関連を調べています。
<産経新聞6月4日(土)11時33分配信より>
最近チケットショップを狙った窃盗事件が目立ちます。
いずれもシャッターと扉をこじ開け、ショーケースを壊して商品(チケット)を大量に盗み出すという手口です。
警報装置も設置されており、作動しているようですが、犯行を防ぐには至っていません。
防犯カメラも設置されているところも多いはずです。
防犯カメラ+防犯システム+シャッターありの店舗でも被害に遭ってしまうという結果です。
その理由としては、犯行が成功すれば、得られるものが大きい(大金、大金に相当する金品)からです。
防犯カメラに自分の姿が映ろうが、防犯システムが鳴り響こうか、とりあえず商品を盗み出すことに成功したら数百万円以上の成果が期待できるからです。
多少の危険性(リスク)は承知の上での犯行となります。
このような犯行を防ぐことはかなり難しいと言えます。
自動車で店に突っ込むような侵入手口を物理的に防ぐことは一般的には不可能と言ってもよいです。
侵入が防ぐことが難しいのであれば、せめて侵入から先の被害を防ぐ、最小限に留める為の対策しかありません。
簡単には破壊できないセキュリティボックスやショーケースへの保管や視界を防ぐ霧の噴射(フォグガードシステム)やネットガードなどで侵入者の行動を制限することなどが現実的に効果がある対策です。