防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2011年06月06日
スーパーに高校生侵入 靴から犯人特定
閉店後のスーパーに忍び込み、義援金などを盗んだとして、大磯署は2日、窃盗の疑いで県立高校1年生の少年(15)2人を逮捕しました。
逮捕容疑は、5月30日午後9時30分ごろ、二宮町二宮のスーパーに侵入し、義援金募金箱の現金約4千円と菓子類68点(約6500円相当)を盗んだとしています。
同署によると、高校の同級生の2人は閉店後のスーパー裏の高窓からガスバーナーを使って侵入後、消火器をまき散らしたり、防犯カメラ4台を引きちぎったりしたうえ、店内を物色したという。
防犯アラームに気づいて逃げましたが、カメラを壊した際に映っていた靴の特徴と足跡などから判明しました。
同署員は「まさに靴から足が付いた格好だが、少年なのにプロのような犯行。エスカレートする前に早めの検挙ができてよかった」と話しています。
<カナロコ6月2日(木)21時30分配信より>
防犯アラーム+防犯カメラシステムの複合システムにより、ようやく犯人逮捕につながりました。
どちらかの防犯システムだけでは犯人特定、犯行防止には結びつかなかったかもしれません。
消火器をまき散らし、防犯カメラ4台を引きちぎるなど荒々しい犯行です。
現金は見つからなかったのか、金庫が開けられなかったのか分かりませんが、義援金募金箱の中の4千円だけが盗まれるということでした。
菓子68点を盗むあたり、子供だなと感じさせますが、ガスバーナーを使って窓ガラスを開けるなど、まさにプロも顔負けの犯行と言えます。
防犯アラームが作動したとありますが、どのタイミングで作動したのでしょうか。
ドアを開けた瞬間に作動したのか、室内に侵入した瞬間なのか・・・。
いずれも設置されているセンサーの種類によって異なります。
敷地内への侵入を検知するセンサー、窓ガラスの破壊を検知する超音波集音式のセンサー、窓の開閉を検知するセンサー、人の動きの変化(体温)を検知するセンサーなど用途によって様々なセンサーがあります。
これらのセンサーを複数組み合わせることによって、二重・三重の防犯対策となり、侵入者にとって非常に侵入し辛いシステムとなります。
防犯アラームも防犯カメラシステムも単独でも効果を発揮しますし、防犯対策としては意味がありますが、組み合わせることによって相乗効果でより力を発揮します。
〇〇の対策をしているから大丈夫、安心、と考えずに、より効果のある防犯対策を取り入れましょう。
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