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2011年06月20日 空港荷物に潜む泥棒 自らトランクへ

予想はついたんじゃないのかなぁ・・・と思うんですけど、スペイン人の男性が空港荷物から貴重品をコッソリ盗むために、自らトランクの中に入って、空港荷物になっちゃおうと計画をたてたのです。 
こんな風に・・・。

そして・・・やっぱりバレちゃいました。
リムジンバスの荷物係がスペイン人の詰まったトランクを持ちあげようとした時の事でした。
そのあまりの重さにビックリして空港警察に何か怪しいと伝えると、警察がトランクをチェック! 
すると、警察はトランクが不自然に温かい事に気づき、開けてみると、そこにはサーカスで観るように小さくうずくまった男が入っていたんです。

スペインの警察は、このトランク男とその共犯者が、最近多発している乗客の荷物の盗難事件の犯人だと結論付けたそうです。
ん~、こんなコメディに出てきそうな計画、本当に今まで成功してたのかなぁ? 
盗難事件の犯人は他にいるんじゃ? と思ってしまいますけどねぇ。
それにしても、体やわらか~ですね。
その特技を他の事に使ってもよかったかも!?
<ギズモード・ジャパン6月14日(火)12時4分配信より>

自らトランクの中に入り、空港手荷物が集められたところで貴重品を盗もうとした男が逮捕されました。
日本の芸人でも同じように体をバッグの中に詰める人がいましたね・・・。

体重の重い男性でしたが、これが体重の軽い人や女性だったら気付かれずに犯行が成功した可能性もあるでしょう。
預けた荷物が届いていないというトラブルを耳にすることがありますが、安全の為にもきちんと調べてほしいものです。
中に入っているものが爆弾や麻薬、病原菌など犯罪に悪用されるようなものだったら、飛行機内や到着した現地で周囲の人を危険にさらす可能性もあります。

また、荷物の保管方法や保管場所に問題があるとしたら、そこも狙われる要因となります。
一旦集めた荷物はその後誰も管理しない、無人状態になる時間が多いなど、その場所に侵入さえできればあとは犯行し放題ということにもつながります。

空港に限らず、運送用の荷物を保管しているところなどは、注意しなければなりません。
お客様から預かった大切な荷物が紛失や盗難、破損、汚損などの被害に遭わない為に最大限の注意を払わなければなりませんし、それらを防ぐ対策も必要です。
もし、被害を防げなかったら、=自らの信用問題にもなりかねないでしょう。

預けた荷物が壊れた、無くなった、盗まれた、いずれも致命的です。
お金で弁償、補償すればよいという問題でもありません。
もしそうなったらそのお客様はその店を二度と利用しないと心に決めるかもしれませんし、そのことを誰か別の人に話すことも考えられます。
もっと怒り心頭の人であれば、インターネットの掲示板やツイッター、フェイスブックなどに事の顛末を載せるかもしれません。
そうなると、その悪い情報が日本中、世界中に配信されるという可能性もあるのです。

たかが一つの盗難事故、破損事故と判断せず、お客様に対して誠意を見せると共に、再発防止策を徹底しなければなりません。
証拠・管理機能としての防犯カメラの設置、建物や部屋への入退室履歴管理システムの導入、侵入防止策としての防犯センサーの設置、火災対策など様々な対策が考えられます。
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