防犯ブログ
- 侵入手口
2011年07月26日
福岡 民家から5千万円相当盗まれる
福岡県川崎町の無職男性(63)から21日夜、「貴金属を入れていた金庫が盗まれた」と110番がありました。
県警田川署員が駆け付けたところ、木造平屋建ての洋室の窓ガラスが割れており、金庫がなくなっていました。
時価500万円のダイヤの指輪や腕時計、預金通帳10冊など約40点、総額5000万円相当が入っていたといい、同署が窃盗事件として調べています。
<時事通信7月22日(金)20時9分配信より>
盗まれてしまった貴金属類や現金には保険を掛けていたのでしょうか。
一般住宅で高額の家財や現金は保険を掛けるのが難しい(保険会社が引き受けを嫌がります)ため、おそらく全額は掛けていなかったと思われます。
つまり、その分は被害者の方の負担ということになります。
仮に泥棒が捕まったとしても、盗んだ金品をそのまま持っているとは限りません。
持っている可能性の方が低いでしょう。
ギャンブルや借金返済などで使ってしまったり、売り払って手元にはもうないというケースの方が多いようです。
盗難などの被害に遭った場合、保険を掛けていた場合を除いては、被害者の自己負担ということが多いのです。
何も盗られるものがないと考える人がいたとしても、建物やガラス、扉などが壊されれば、それも被害の一部です。
無施錠の扉から侵入され、部屋の中を荒らされることなく、金品だけがきれいに盗まれる、そのような窃盗事件はほとんどありません。
被害者の気持ちなど考えず、窓を割り、扉を壊し、部屋の中をめちゃくちゃに荒らし、最悪の場合は証拠隠滅の為に放火するというケースもあります。
このような無慈悲な犯罪者に対して、ただ警察を信じ、それに頼るだけでは、自分の身を100%守ることができるでしょうか。
犯人検挙率の低下などが言われていますが、こうなると自分の身は自分で守らなければなりません。
それが自衛の為の事前の防犯対策です。
一戸建て住宅の防犯対策