防犯ブログ
- 侵入手口(学校)
2011年08月26日
山形 深夜の幼稚園に中国籍の男侵入
県警などは22日、中国籍の住所不定、無職の男(33)を窃盗と建造物侵入の疑いで再逮捕しました。
「知らない」と容疑を否認しています。
県警捜査1課によると、男は中国人らによる広域窃盗グループのリーダー格とされ、県警が京都府警、広島県警と合同で捜査していました。
逮捕容疑は、7月6日午後11時ごろ、寒河江市の幼稚園に侵入して現金約14万円を盗み、翌7日午前0時ごろ、同市の保育所に無断で侵入したとしています。
同課によると、同日午前2時ごろ、天童市内の保育園に侵入し、県警が建造物侵入容疑で逮捕。
余罪を調べていました。
<毎日新聞8月23日(火)11時41分配信より>
営業(開業)時間内・外を問わず、外部から勝手に侵入できる環境というのはお勧めできません。
悪意を持って侵入してくる者もいますから、容易に侵入できないような対策が必要です。
特に幼稚園や保育所、小学校など子供たちを預かっている環境の場合、侵入対策が不完全だと安心して遊んだり、勉強できません。
また、子供たちを預ける親の立場から言っても安心して預けられない、信頼できないということにもつながる可能性があります。
少子化が進み、一人っ子の家庭が増えてきました。
そうなると、両親は一人の子どもに愛情を注ぎ、それがおかしな方向に進んで、子供を心配するあまり「モンスターペアレンツ」と呼ばれる過保護でクレーマーのような存在が増えてきています。
学校側としても、侵入者対策だけでなくモンスターペアレンツ対策としても、きちんとした環境の整備が求められます。
万一の対策として、自分たちはここまで対策を行っていた、ということがはっきりと説明できるように、事前の取り組みが必要です。
その為には、防犯カメラ、防犯システムの設置、警備員の巡回や、子供たちの安全対策など、様々な対策を行わなければなりません。
安心・安全は勝手に与えられるものではなく、自分で求めるものに変わりつつあります。
学校・幼稚園の防犯対策