防犯ブログ

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2011年09月05日 滋賀 医療センターから200万円盗難

近江八幡市立総合医療センター(同市土田町)で、金庫に保管していた現金200万円がなくなっていたことが30日、わかりました。
同センターが26日、県警近江八幡署に盗難事件として被害届を提出。
県警が窃盗事件として調べています。

同センターによると、職員が26日朝、総務課内にある金庫を確認したところ、保管していた治療費などの公金200万円がなくなっていました。
25日夜には異常がなかったという。
金庫の鍵は総務課内に保管されており、総務課がある建物の出入り口には暗証番号が必要な扉があるという。
<産経新聞8月31日(水)7時56分配信より>

暗証番号が必要な扉、金庫保管という二つの防犯対策で安全だという過信があったのかもしれません。
暗証番号を知る者による犯行であれば、残りの障害は金庫一つになってしまいますから、内部の事情に詳しい者の犯行なら可能です。
その他にも敷地内への侵入者対策や防犯カメラによる映像の監視などの対策も併用すれば、より効果的だったでしょう。

それだけの対策がされているところなら、仮に内部犯行を企てようとする者がいても、やめておこう、危険だ、と犯行を思い留まる可能性が高かったのではないでしょうか。

このように泥棒などの犯罪者がその場での犯行を躊躇する、思い留まらせるような対策が効果的です。

素人の目から見ても犯行が簡単だ、自分でも盗めそうだ、盗んでも分からないだろうと考えるような環境を放置しておくのは危険だとしか言えません。
客観的な目で自分の家や勤め先を見てみると、意外な弱点に気がつくかもしれません。
防犯対策の見直しも定期的に実施することをお勧めいたします。

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