防犯ブログ
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2011年09月12日
ドイツ 90歳の女性が杖で泥棒撃退
ドイツ西部のミュンスター郊外で、90歳の老女が自宅の農家に押し入った窃盗犯3人を杖(つえ)で撃退する出来事がありました。
地元警察が22日明らかにしました。
元農業のこの女性は、歩行器を使って自宅の中を移動していたところ、男2人女1人の泥棒に遭遇。
女性は手に取った杖で3人をたたくと、泥棒らはあわてて逃げ出したという。
警察の広報は、「非常に勇敢だった」と女性の対応をたたえましたが、とても危険な行為だったとし、「深刻なことにならなくて良かった」と安堵(あんど)しました。
<ロイター8月23日(火)14時4分配信より>
自宅で泥棒に遭遇した90歳の女性が、泥棒3人を杖でたたき、見事に撃退した、まるで漫画やアニメのような話ですが、泥棒側が抵抗したり、力ずくで反撃してきたら怪我では済まなかったかもしれません。
90歳の女性だろうと関係なく、邪魔する者は容赦しないという泥棒だったら大変でした。
女性に怪我もなく、また金品が盗まれることもなく、何事もなかったのは幸いでした。
女性や高齢者の独り暮らし、昼間無人の家は狙われやすいと言えます。
その中で狙われないようにするには防犯対策の有無がポイントになります。
従来の防犯システムは、扉やガラスが壊され、建物の中に侵入すると動作するタイプがほとんどでした。
それだと、仮に泥棒を撃退することに成功しても、扉や窓が壊されることが多かったようです。
今の考え方は、建物内に侵入されてから撃退するのではなく、敷地及び建物の中に入らせない、近づかせないより前段階での侵入者対策が増えてきています。
セキュリティハウスの外周警備システム