防犯ブログ
- 侵入手口(学校)
2011年10月17日
茨城 中学校からテレビ4台盗んだ中学生逮捕
窃盗の疑いで1日、結城市の中学3年の男子生徒(14)を逮捕。
男子生徒は9月4日午後8時20分ごろ~5日午前6時25ごろ、同市小田林の市立結城中学校で保管されていたプラズマテレビ4台(80万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
男子生徒は容疑を認め、「売るつもりだった」と供述。
共犯関係を調べています。(結城署調べ)
<産経新聞10月2日(日)7時55分配信より>
中学生がおそらく自分が通っている中学校に侵入し、テレビ4台を盗むという事件です。
売るつもりだったと容疑も認めているということですが、中学生でも盗品を盗んだ後、それを売ることができると考えている訳です。
売る手段としては、リサイクルショップやネットオークション、ネットでの個人売買など、すぐにいくつか思いつくという時代です。
ましてや中学校というおそらく何の侵入者対策もされていないところでは、盗むのも簡単だということが、自らが通う中で感じたのかもしれません。
このようにいわゆる内部事情に詳しい者が、犯罪を犯しても大丈夫、自分の犯行とは気付かれない、ばれないと感じた時、内部犯行が行われるのです。
このような犯罪は、もちろん犯罪を犯す者が悪いのはもちろんなのですが、そのような環境を結果的に提供してしまった被害者側にも、改善すべき点があるということです。
それを改善しないままだと、また別の者が同様に犯罪を犯そうという考えを持ってしまう恐れがあるのです。
学校・幼稚園の防犯対策