防犯ブログ
- 侵入手口
2011年10月05日
福井 公民館荒らし4施設で51万円
福井市教委は23日、市内の公民館で保管していた現金が盗まれるなど窃盗事件が相次ぎ、警察に被害届を提出したと発表しました。
8月4日から今月22日にかけて、計4施設で被害が見つかり、被害金額は51万円に及ぶという。
鷹巣公民館で8月4日、29万円がなくなっているのが見つかったほか、円山公民館では9月11日、22万円の被害が確認されました。
金庫やキャビネットに保管していた事務費や事業の参加費などで、鍵は壊されていなかったという。
鷹巣公民館では事務室の窓ガラスの鍵が、円山公民館では自動ドアの鍵がそれぞれ開いていました。
いずれも前日に施錠を確認しており、鍵を開けて侵入したとみられています。
また、日之出公民館、東藤島公民館で22日、窓ガラスが割られているのが見つかりまし。
金銭被害はなかったとしています。
<産経新聞9月24日(土)7時55分配信より>
建物の造りや防犯対策の種類とその有無など、似ている部分、共通する部分が多くある場合があります。
同チェーン店の飲食店で窃盗被害が相次ぐという事件がありますが、これも同一犯もしくは模倣犯による犯行も考えられます。
一つの店で犯行が成功すれば、それを応用すれば容易に侵入することができるというケースがあります。
今回のように公民館で建物の造りには共通点があまりないかもしれませんが、市町村の持ち物であればその予算などの面から見ても、共通の業者による防犯システムが設置されていたり、または施錠のみで共通して防犯対策がされていないということもあるでしょう。
その弱点を突いた犯行とも言えます。
そのように泥棒側から見れば弱点ととられることをそのまま放置しておくのは非常に危険な状態です。
いつ犯罪の被害に遭うかは分からないということです。
今までは何の被害にも遭っていなくても、それは単に運がよかっただけかもしれません。
それを改善、変更していくことが必要です。
泥棒が狙いを定めるまで
防犯システムを導入する上で