防犯ブログ

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2011年10月07日 台風通過中、被害者が犯人追跡15キロ!

八街市のアパートに空き巣に入ったとして、佐倉署は23日、東金市松之郷の無職の男(45)を住居侵入と窃盗の容疑で逮捕し、千葉地検に送検したと発表しました。
男は台風15号の暴風が吹き荒れる中、被害者の男性に追いかけられた末、同署員に緊急逮捕されました。

容疑は、21日午後1時半ごろから午後2時20分ごろまでの間、八街市内のアパートで、1階の自営業のスリランカ人男性(31)方に窓から侵入し、現金約15万円やネックレス(時価2万円相当)などを盗んだとしています。

帰宅した男性が現金がなくなっているのに気付き、直前に通路ですれ違った男を車で追跡。
男は軽自動車で約15キロ逃げ回り、台風でぬかるんだニンジン畑で立ち往生しました。

車を乗り捨てた男は畑の泥に足をとられ、靴が脱げ裸足になりながらも近くの山林へ逃走。
男性が「必ず山から出てくる」と粘っていると、約4時間後に近くで男を発見。
男性からの連絡を受け、警戒中の警察官が緊急逮捕しました。

男は「生活費が欲しかった」と容疑を認めているという。
同署は余罪が10件以上あるとみて調べています。
<毎日新聞9月24日(土)10時32分配信より>

台風15号の暴風が吹き荒れる中、窃盗被害に遭った被害者のスリランカ人の男性が、犯人を15キロ追いかけ、4時間かけて捕まえたという事件です。
被害者の執念を感じる事件ですが、スリランカ人の男性は粘り強いのでしょうか?
普通の日本人だったらあきらめて警察に任せるということもあったかもしれませんが、とにかく大切な現金とネックレスを奪われてたまるかとの一心だったのかもしれません。

犯人にしてみれば、もっと簡単に済むはずだったのに、こんなはずでは・・・と考えているかもしれません。
このように犯人を捕まえて、自分の大切な貴重品が手元に戻ってくるという事例は少ないと思います。
大抵は、窃盗被害に遭えば、盗まれた物は盗まれたまま無くなり、犯人が捕まることはあっても、数ヶ月後ということも珍しくないと思います。
その時には、何件・何十件もの犯行を繰り返した後にようやく逮捕、ということで、とても犯人逮捕に成功とは言えないと思います。

このような事態に陥らないように、自分の身は自分で守ることが必要です。
ただ自分が常に家の前で見守る、見張る訳にはいきませんから、それを代わりに防犯センサーなどの機械にやらせるのが防犯対策です。
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