防犯ブログ
- 侵入手口(事務所)
2011年11月08日
千葉 事務所から現金2500万円盗まれる
25日未明、千葉市花見川区で、配送会社事務所の金庫から現金およそ2500万円などがなくなっているのが見つかりました。
警察は窃盗事件として捜査しています。
25日午前3時45分ごろ、花見川区幕張本郷にある2階建てビルで、「不審な物音がする」と隣りのアパートの住民から110番通報がありました。
警察官が駆けつけて調べたところ、2階の配送会社事務所の耐火金庫が壊され、中にあった現金およそ2500万円などがなくなっているのが見つかりました。
警察によりますと、耐火金庫はドリルのようなもので壊された跡があり、2階の窓は鍵がかかっていなかったということです。
警察は何者かがはしごなどを使い、2階の窓から侵入したとみて、窃盗事件として捜査しています。
<TBS系(JNN)10月25日(火)18時1分配信より>
2階建てビルの2階窓にはしごなどから侵入するという手口です。
あえて2階から侵入するというのは、1階はシャッターや扉などで守られており、2階の方が窓ガラスのみということで侵入しやすいということでしょうか。
確かに泥棒がはしごを持参して侵入するというのはあまり想像できません。(はしごの長さにもよりますが、目立ちますし、もし逃走する場合邪魔ですから)
実際は2階の窓は鍵すらかかっていなかったということですから、侵入箇所として選んだのは大正解だったということです。
さらに耐火金庫の中身は、現金2500万円!ですから、危険度を考えると、かなり割りの良いターゲットとなります。
犯行への唯一の障害は、結果的には金庫だけだったということですが、金庫だけに2500万円を守らせるという方法が良いとはとても思えません。
ドリルのようなもので壊されたとありますが、どれだけ手間と時間がかかったかは分かりませんが、実際突破され、大金が盗まれてしまったという結果を見ると、金庫だけでは対策としては不充分、頼り切るのは心配、ということになります。
2500万円もの大金を一時的とは言え、置いておかないことに越したことはありませんが、どうしてもそうしなければならないのであれば、相応の対策が必要です。
盗まれた時に、しまった!だけでは済まされない重要な問題です。
後悔しないように、平常時から効果的な防犯対策を考えるべきです。
事務所・オフィスの防犯対策