防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2011年11月16日
岡山 高校生4人が大量の菓子泥棒
商店に侵入して大量の菓子などを盗んだとして、津山署は8日、窃盗などの疑いで、鏡野町の高校3年の少年(17)を逮捕しました。
同署によると、容疑を認めています。
逮捕容疑は、同町の会社員(19)ら少年3人と共謀し、5月8日未明、町内の商店に無施錠の勝手口から侵入、ガムやスナック菓子、ジュースなど183点と現金1万2千円を盗んだとしています。
同署によると、盗んだ現金や菓子は4人で分けたという。
少年らは鏡野町や津山市内で盗みを繰り返していた窃盗グループとみられ、同署は余罪や共犯者を調べています。
<産経新聞11月9日(水)7時55分配信より>
高校生4人が深夜、商店の無施錠勝手口から侵入し、大量の菓子と現金を盗み、4人で分けたという事件です。
営業時間中に菓子を盗み出す(万引きする)のも犯罪ですが、深夜店内に忍び込んで現金も含めて盗み出すのは、より本格的な犯罪です。
余罪がある可能性もありますが、犯行がエスカレートし、犯罪を重ねる前に逮捕されてよかったと思います。
盗んだ高校生としては菓子を盗んだだけという軽い気持ちがあるのかもしれません。
営業時間中の万引きも同様ですが、盗む側があまり罪の意識を持たない犯罪というのも困ったものです。
被害者からすればどのような窃盗事件であっても、自分の所有物が犯罪者に盗まれたり、壊されるという損害には変わりません。
盗まれた物が盗まれる前の状態のまま手元に戻ってくることは誰も保障してくれません。
自分で対策を講じて、自衛するしかありません。
保険という補償もありますが、場合によっては免責や対象外という被害もありますから、全面的に頼るのも心配です。
もちろん防犯対策という自衛手段を講じたとしても犯罪被害に遭う確率がゼロになる訳ではありません。
防犯対策をしていたのに運悪く被害に遭ってしまったという場合もあります。
ただ、対策をしていた場合、とそうでない場合、どちらが犯罪被害に遭う可能性が高いかという問題です。
店舗の防犯対策
対策をしていなければ、不特定多数の犯罪者から狙われる危険性があります。
対策をしていれば、多くの犯罪者からは事前の下見段階でのターゲットから外れるということが期待できます。(もちろん、あえて防犯対策をしている家を狙うという泥棒がいない訳ではありません)
それが事前の防犯対策の抑止効果というものです。
その場での犯行をあきらめ、別のターゲット、つまり無対策のところを探す、そちらを新たなターゲットにするという流れです。