防犯ブログ
- 侵入手口
2011年11月07日
高級住宅街荒らしの2人組逮捕
東京都や神奈川県の高級住宅街ばかりを狙って空き巣を繰り返していたとして、警視庁は無職の男2人を窃盗などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、いずれも無職の男(56)と男(39)。
警視庁によると、2人は今年9月、東京・町田市の民家に侵入し、現金や商品券など計約54万円相当を盗んだ疑いが持たれています。
警視庁の調べに対し、2人は「やってない」と容疑を否認しているという。
警視庁によると、2人は東京・港区や横浜市などの高級住宅街でインターホンを押して誰もいないことを確認してからバールや石で窓を割り、空き巣に入っていたという。
警視庁は、2人が今年7月から約50件の空き巣を繰り返し、約740万円相当を盗んだとみて調べています。
<日本テレビ系(NNN)10月25日(火)16時3分配信より>
狙いをつけられた家というのは、外観から見て、おそらく何の防犯対策もしていない家ばかりではないでしょうか。
その上で、インターホンを押して、無人状態を確認してから侵入する、建物内に侵入することができれば犯行は成功したも同然です。
扉や窓の施錠だけでは、侵入者に対してはあまりにも弱い対策でしょう。
もし、インターホンを押す前のターゲットを探している段階で、防犯カメラや防犯システムが設置されていることが明らかな家は狙わなかったでしょう。
誰だって捕まりたくないですから、そのような危険を犯しての犯行は行いません。
それよりもっと無防備な家はいくらでもあるからです。
この時に事前に行った防犯対策で、犯行対象から外れることを抑止力(その場での犯行をあきらめさせる)が働くと言います。
この効果を期待して事前に防犯対策を行うことを推奨しています。
泥棒が狙いを定めるまで