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2011年11月10日 千葉 消防用ホースのノズル盗まれる

富津市内で道路脇に設置された消火栓格納箱から消火活動用ホース先端の金属製ノズルを盗んだとして、富津署は1日、窃盗容疑で、地元消防団員で水道設備業の男(29)を逮捕しました。

同署によると、男は「ギャンブルの借金返済のために売ろうとして盗んだ」と容疑を認めています。
同市内では他にも55カ所で同様の被害があり、同署は関連を調べています。

逮捕容疑は6月6日から7月9日にかけ、同市内2カ所の消火栓格納箱からホースのノズル2個(計2万円相当)を盗んだとしています。
<産経新聞11月2日(水)9時2分配信より>

最初からどこに売ろうかと考えての犯行かは不明です。
とりあえず何でも盗める物は盗み、それから転売しようという衝動的な犯行もあるでしょう。

何が狙われるか分かりません。
こんな物が盗まれるのか、という物が盗まれる時代です。

一般住宅でも同じです。
我が家には盗まれるような物はない、と考える人もいるでしょう。

しかし、この夏大流行したエアコンの室外機泥棒。
少し前ならあまり考えなかった手口ではないでしょうか。

屋外に(どちらかと言うと)無防備に置いているだけの室外機、これを金属回収業者とかに転売しようと最初に考えた泥棒はすごいですね。
中古の金属の塊ですし、床に固定されているものもあるでしょうから、盗む手間と時間、得られる対価を考えると、割に合わない犯行として、頭から除外してしまいがちです。

しかし、どこの家庭でも無防備で、一度盗む手口が成功したら、別の家庭でも使えるということなのか、また、思う以上に金属の価値があるなどの理由から頻発しました。
これらの着眼点には驚かされます。

被害に遭う可能性のある我々としても、自分の周りは平和だから、被害とは無縁だという根拠のない自信は持たず、常に犯罪情報にはアンテナを張り、自ら対策を講じるべきです。
そうしなければ自分の身は守れない時代であるということです。
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