防犯ブログ

  • 窃盗
2011年11月15日 柴又帝釈天でさい銭箱泥棒

映画「男はつらいよ」シリーズの舞台として知られる東京都葛飾区の柴又帝釈天から、さい銭箱が盗まれていたことが警視庁亀有署幹部への取材でわかりました。
同署は窃盗事件として捜査しています。

同署によると、盗まれたのは、帝釈天境内の浄行菩薩像の前に置かれたさい銭箱で、縦約50センチ、横約80センチ、高さ約50センチ。
今月2日午前5時半頃、警備員がなくなっているのに気付き、110番しました。
さい銭箱の中に入っていた金額は不明という。

前日夜にはさい銭箱があるのを帝釈天関係者が確認しており、同署は1日深夜から2日早朝の間に盗まれたとみて調べています。
<読売新聞11月9日(水)9時20分配信より>

正確な犯行日時は分からないということですから、目撃証言などからの犯人逮捕は難しいのではないでしょうか。(別件で逮捕された犯人が供述して、この事件でも逮捕というのはあるかもしれませんが)
また、当然かもしれませんが、盗まれたさい銭箱の中の金額も不明ということなので、保険を掛けていたとしても補償されるかは不明です。

さい銭箱自体が年代物で貴重な場合や、その他にも仏像などが置かれているなど寺社での犯罪というのは罰当たりなようで、泥棒からすれば狙い目なのかもしれません。
珍しい貴重な仏像を盗み出し、それをうまく転売(外国やネットオークションなど)することができれば一獲千金だと考える犯罪者もいるのではないでしょうか。

ましてや寺社ということで犯罪とは無縁だと考える人も多いでしょう。
しかし上記のような窃盗犯罪や放火などの犯罪にも遭う危険性があり、寺社という理由だけで犯罪被害に遭わないとは言えません。
お参りに来る人は別として、建物や敷地内に無断で入ろうとする侵入者に対する対策はとられてもよいでしょう。
寺社仏閣の防犯対策

加盟企業専用ページはこちら