防犯ブログ
- 侵入手口(事務所)
2011年12月09日
大阪 4200万円入りの金庫盗まれる
7日未明、大阪市港区の会社事務所から現金や有価証券など約4200万円相当が入った金庫が盗まれる事件があり、警察が窃盗事件として捜査を進めています。
7日午前1時半過ぎ、大阪市港区の石油会社に勤める社員から「金庫がなくなっている」と110番通報がありました。
現場はビルの4階にある事務所で、3階の住人から「雷のような物音を聞いた」と連絡を受け、社員が駆けつけましたが、すでに金庫がなくなっていたという。
金庫の中には現金や有価証券など計4200万円相当が入っていました。
会社の社員は「(金庫の底には)車はついていないんです。(重さ)100キロはあるでしょう。1人で(持ち運ぶの)は無理でしょうね」と話しています。
この会社では、夜間は一部の窓の鍵がかかっていなかったということで、警察は窃盗事件として捜査を進めています。
<日本テレビ系(NNN)12月7日(水)13時27分配信より>
大阪の会社事務所から現金など4200万円相当が入った金庫が盗まれるという事件です。
夜間、一部の窓の鍵はかかっておらず、さらに予想ですが、防犯システムや防犯カメラなどの防犯対策はされていなかったと
思われます。
重さ100キロの金庫に保管しているので、1人では持ち運べない為、大丈夫だろうという考えだったのでしょうか。
しかし当然ですが、泥棒は1人とは限りませんし、実際に金庫は盗み出されてしまいました。
4000万円もの現金を保管している事務所にしては、あまりにも無防備で、考え方が甘かったように思えます。
金庫だけでは防犯対策としては充分とは言えません。
夜間は無人になるような場所では、侵入にさえ成功すれば、あとは障害となるのは金庫だけというのはあまりにも弱いと言えます。
うちには盗られるものはないと開き直る人もいますが、4000万円もあれば盗られるものが有り過ぎます。
きちんとそれらを守るための対策が必要です。
その対策をしているかによって、盗まれるかどうかの率が大きく変わってきます。
もちろん対策をしていたから、盗まれる率がゼロのなる訳ではありませんが、まず最初に狙われる率がぐんと低くなるのは間違いありません。
防犯対策がされている会社とそうでない会社、泥棒にとってどちらが狙いやすいかは明らかです。