防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2012年01月18日
ドアノブ焼き切り侵入 化粧品1500万円盗まれる
17日午後7時45分ごろ、大阪府枚方市香里ケ丘2の「フラワー化粧品店」から、店内にあった化粧品など約1000点などが盗まれたと通報がありました。
商品総額は約1500万円に達すると見られ、府警枚方署は多額の窃盗事件として捜査しています。
枚方署によると、駐車場に面している裏口のドアノブの近くが焼き切られ、ドアが開けられていたという。
17日は定休日で、通行人からの通報で女性店長(54)が駆けつけ、被害を見つけました。
同店は4階建てビル「バーンフリート香里ケ丘」の1階にあります。
1階には6店舗がありますが、被害があったのは同店だけだったということです。
<毎日新聞1月18日(水)1時29分配信より>
泥棒の侵入を許してしまった場合、その後ゆっくりと犯行を行える環境を提供してはいけません。
侵入に成功さえすれば、あとはいくらでも犯行に時間を費やすことができると思われてしまうのは非常に危険です。
泥棒のターゲットになりえるポイントです。
仮に泥棒の侵入を許しても、
防犯センサーが設置されていれば、警報ベル等で威嚇することができます。泥棒自身にも効果はあるでしょうし、警報音が周囲に異常を知らせますから、その後の犯行は継続できません。
防犯カメラが設置されていれば、その存在が泥棒に分かれば、映像を記録している、犯人特定・逮捕につながるという心理的な圧力を与えることができ、犯行の継続を躊躇させることができます。
フォグガードという霧の噴射装置が設置されていれば、センサーが侵入者を検知すると、人体には無害の霧を噴射し、泥棒の視界を強制的に遮断し、その後の犯行は継続できません。
また、このような具体的な防犯対策は、実際に動作して効果を発揮するだけでなく、設置されていることが外部からも分かれば、それだけでその場での侵入を思い留まらせる抑止効果も発揮します。
泥棒にしてみれば、もっと無防備なところ、対策がされていないところを探してターゲットにする方が、心理的にも、物理的にも楽ですし、犯行の成功率が高まり、自らが逮捕される危険性は低くなります。
この点が重要なポイントとなります。