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2012年01月17日 養蜂場からミツバチ巣箱盗難 20箱200万円相当

養蜂場からミツバチの巣箱を盗んだとして、城陽署は16日、窃盗容疑で滋賀県守山市幸津川町、家業手伝いの男(80)を逮捕しました。
容疑を認めています。

逮捕容疑は昨年11月26日午後2時ごろ、京都市伏見区の男性(61)が経営する城陽市の養蜂場からミツバチ数万匹が入った巣箱1箱(6万円相当)を盗んだとしています。
この養蜂場は一昨年3月から昨年12月にかけて、9回にわたり計20箱(200万円相当)の巣箱が盗まれており、同署が関連を調べています。
<産経新聞1月17日(火)7時55分配信より>

ミツバチの巣箱盗難、専門知識がないのですが、おそらく盗まれたからと言ってお金を出せば、新しいミツバチとその巣箱が手に入るというものではないでしょう。
何世代にも渡ってミツバチを育て、長い日数を費やして効率的に蜜を集められる環境を作るのでしょう。
お金には到底換えられない被害でしょう。

例えば、侵入窃盗被害に遭った場合、これが必ず被害に遭うと断言できるものはありません。
泥棒の侵入手口によって、窓、扉、シャッターのどれが壊されるか分かりません。(または全部)
侵入後、もし金庫があればそれが狙われる可能性が最も高いのですが、それ以外のものが荒らされ、壊され、盗み出される可能性もあります。
盗まれるのも、壊されるのも、被害後、それが元の正常な状態ではなくなってしまうのは共通しています。

「盗まれるような高価なものは家には何もない」と考える人もいるかもしれません。
しかし、侵入窃盗の被害は、「盗まれる」だけとは限らないということです。
泥棒が侵入しようとしてガラスが割られた、でもそれだけの被害で盗難被害はなかった、というのは実は非常に運がよかったとも考えられます。
シャッター、窓、扉が破壊され、家中が荒らされ、現金や貴金属が盗まれたという窃盗被害のフルコースという場合に比べればの話ですが。

「泥棒」というと単にものを盗むだけと思いがちですが、実際の被害には、破損・汚損(汚される)被害も含まれます。
それらの被害に対する事前の予防策が必要です。

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