防犯ブログ
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2012年01月07日
毎日のように発生するコンビニ強盗 対策は、"本当に"強盗しにくい環境づくりから
毎日のように発生しているコンビニ強盗。
コンビニの防犯対策も、本気で変えなければならない時代が来ています。
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●コンビニ強盗(カナロコ(神奈川新聞)1/6)
1/5、午前0時40分ごろ、横浜市青葉区奈良1丁目コンビニエンスストアで、
男が現金約9万4千円を奪って逃げた。
男は男性店員に包丁を突き付け、「金を出せ」と脅し、レジから現金を奪った。
●コンビニ強盗3件相次ぐ 神奈川県内(産経ニュース:2012.1.4 )
1/4日未明、「セブンイレブン横須賀三春町5丁目店」
店員を金属バットで脅し、レジの現金6万2000円を奪って逃走。
1/4、「ファミリーマート百合ケ丘駅南口店」
男が果物ナイフのような刃物を突き付け、レジの現金約5万円を奪って逃げた。
1/4、「ローソン新横浜店」
男が同様の手口で現金約10万円を奪い逃走。
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●東京・四谷でコンビニ強盗 10万円奪い逃走(産経ニュース:2011.12.28)
12/28、「セブンイレブン新宿4丁目店」
マスクをつけた男が押し入り、「カネを出せ」と脅迫。
現金約10万円を奪い逃走。
※上記以外にも、多数のお店が被害に遭っています。
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コンビニ強盗は捕まらない、簡単に現金を手に入れることができる。
などといったイメージがあるのでしょうか。
頻繁に発生しているコンビニ強盗。
強盗を未然に防ぐ取り組みとして、
深夜勤務は2名以上の体制にすることや、
お客様に対して声掛けの徹底、
そして、防犯カメラ増設による監視の強化等々。
一般的に、お客様に対して常に"いらっしゃいませ"などの
声をかけているお店は、強盗から狙われにくいと言われます。
なぜなら、不審者が入店する際声をかけられると、
「顔を見られた!やばい!」など、
強盗を企てようとする者に対して、
心理的プレッシャーを与えることができる。
というふうに言われています。
確かに、強盗犯も捕まりたくありません。
当然顔を見られたら捕まるリスクが高まるので、
なるべく店員を目を合わさないように入店してくることと思います。
そんなビクビクしながら入店する際に、
店員から大きな声で『いらっしゃいませ!!』と声を掛けられたら、
不審者はきっと強盗をするのをためらうでしょう。
それにもかかわらす、毎日のように発生するコンビニ強盗。
近年、コンビニの従業員は、数年前と見違えるくらい
接客が良くなっていると私は思います。
ほとんどのお店で「いらっしゃいませ」と言ってくれます。
それなのになぜ強盗犯に狙われるのでしょうか。
コンビニ強盗が一向に減少しないのは、
声掛けをしていないからとは言えないように思えます。
つまり、コンビニエンスストア全体の強盗対策の意識を
今まで以上に高めなければならないと思います。
確かに、今までの声掛けは強盗対策として必須のことと思います。
それに輪をかけて、本当に犯罪を予防する取り組み、
本当の『防犯』をする必要があります。
犯罪を未然に防ぐ対策とは、「ここは捕まるからやめておこう」
と、犯罪者に思わせる取り組みです。(続きは→次回の予定です。)