防犯ブログ

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2012年01月11日 万引き母娘 成人式に振り袖で犯行

幸署は9日、窃盗(万引)の疑いで、川崎市宮前区に住む介護職員の女(49)と、無職の長女(20)を現行犯逮捕しました。

逮捕容疑は、2人は共謀し、同日午後8時15分ごろ、同市幸区の書店で、書籍など計12点(約1万8千円相当)を盗んだ、としています。

同署によると、長女は新成人で、当時振り袖を着ていました。
成人の日に合わせ、市内の神社にお参りをした帰りだったという。
女は「娘にぜいたくをさせてやりたかった」と供述しているという。
<カナロコ1月10日(火)22時0分配信より>

親が親なら、娘も娘です。
成人式に振り袖姿で、しかも親子で万引きしたという窃盗事件です。
成人式という晴れ晴れしい舞台の日に、そのような犯罪行為を行うとは、この長女の未来を暗示しているかのようです。
ろくな大人にはならないでしょうね。

それも親の教育が悪いのでしょう。
娘を叱って導いていく立場の親が率先して万引きしようとするのですから救いようがありません。
親子で犯罪を行うという神経が分かりません。
互いにいけないこと、悪いことだと思っていないのでしょう。

このように犯罪に対する認識の甘さ、欠落が見られる事件が増えています。
年齢的には大人でも、精神的に未熟で、大人とは思えないような言い訳や動機を平気で答える犯罪者が多いように思います。
残念ながら一般的な常識が通用しない世の中になりつつあるのかもしれません。

このように普通では考えられない認識の犯罪者が増えていますから、その手口も多岐に渡り、より複雑で予測しにくくなります。
金庫に入れていたのに大金が盗まれた、マンションの高層階に住んでいるのに侵入された、自動車ごと突入して侵入された、など昔では効果があった対策が無効化され、被害に遭う人が増えてきました。
この防犯対策をしているから大丈夫とは言えない、より慎重に対策を行わなければならない時代です。

充分に対策をしているというお宅や会社であっても、常に見直し、もろく弱いところがないかをチェックし、継続して改善策をとらなければなりません。

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