防犯ブログ

  • 海外のニュース
2012年02月22日 アメリカ 映画オーシャンズ11な金庫強盗!

事実は小説より奇なりとはよく言ったものです。

オーシャンズ11、地下の巨大金庫から大金を頂く前代未聞の犯罪チーム。
あのオーシャンズ11も顔負けのリアル・オーシャンズ11事件が起きました。
事件が起きたのは、米国はシカゴにある宝石店。
奪われたのは50万ドル(約3880万円)相当の宝石。
盗難方法は・・・お隣のお寿司やさんからドリルで壁に穴をあけて侵入というまさにオーシャンズな世界。

侵入後は、金庫のドアの下の部分を切り取り、宝石が収められている箱を潰し切り取りました。
小さな穴から宝石を取り出しました。
この金庫TL-30はどんな鍵師でも開けるのに30分はかかると言われている強者。
ですが、今回の泥棒の前ではその強力な鍵も無力だったようです。
泥棒チームが上手いことできた理由は、店内のセキュリティを熟知して侵入したことにつきます。

このことから、宝石店のオーナーは身内の犯行を疑っているようですが、今の所犯人は捕まっていません。
ちなみに、奪われた宝石には全て保険がかけられていたので、オーナーもそこまでパニックにはなっていないようです。

映画のようなことが本当に起きるのが現実です。
この犯罪チームの中を見てみれば、もしかしたら映画よりずっとドラマがいっぱいなのかもしれません。
そう、現実にはドラマがいっぱいなんだな。
<ギズモード・ジャパン 2月17日(金)14時36分配信より>

隣の寿司屋からドリルで壁に穴を開け、目当ての宝石店に侵入するという、映画オーシャンズ11顔負けの侵入窃盗事件です。
日本でも爆窃団という壁を破壊して建物内に侵入する宝石・貴金属店をターゲットにした窃盗団のニュースを目にすることがあります。
映画やテレビで、格好良く、華麗な手口で盗み出す泥棒の手口を、実際に真似て犯罪を犯す模倣犯も存在します。
有る程度誇張・拡大して放送しているでしょうから、現実的には難しい、不可能なこともあるでしょうが、応用して犯罪に活かすことも可能な場合もあるはずです。

今回の場合は、店内のセキュリティを熟知していることから考えると、オーナーの身内の犯行が疑われているようですが、このように内部の協力者がいると、犯行はよりスムーズに行われます。
仮に強力な防犯対策がされていても、必ずそれを無効化、解除する方法があるはずです。
それが無ければ、誤って反応させてしまった場合、持ち主が困ることになるからです。
そのようなシステムの穴、弱点を知る者が協力者にいれば、犯行の成功率は格段に上がります。
あとは、その後、その協力者の存在も含めて、自らの犯行が明るみにならなければ、大成功ということになるでしょう。

記事にもあるように、事実は小説より奇なりと言います。
現実には、想像もできない犯罪や手口が存在し、それが実行されることがあります。
また、これだけ人があふれていれば、考え方も十人十色です。
この手口にはこの対策と、単純には決めつけるのは危険です。
防犯対策も柔軟に、臨機応変に行うことが必要です。

加盟企業専用ページはこちら