防犯ブログ

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2012年03月22日 文化会館の控室から1600万円のバイオリン盗まれる

奈良県のコンサート会場で合わせて1600万円相当のバイオリンと弓が盗まれ、警察が捜査しています。

20日午後、奈良県立文化会館の控え室に置いてあった1300万円相当のバイオリンと300万円相当の弓が何者かに盗まれました。
バイオリンの持ち主は、大阪フィルハーモニー交響楽団の元コンサートマスターの男性、自身が音楽監督を務めるオーケストラのコンサートで会場を訪れていました。
男性は、「1時間半ほど控え室を離れ、戻ってくるとバイオリンがなくなっていた。鍵は閉めていなかった」と話しているということで、警察は窃盗事件として捜査しています。
<テレビ朝日系(ANN) 3月22日(木)6時54分配信より>

楽屋とか控室など、不特定多数の人が頻繁に出入りする場所だと、どうしても窃盗などの犯罪が発生しやすくなります。
まず、侵入することが簡単だからです。
関係者を装い、不審な行動をしないように気をつければ怪しまれず建物内を移動できるはずです。
泥棒としての経験値を積めば、より成功率は高くなるでしょう。

それにしてもバイオリンが1300万円、弓が300万円という驚くほどの価値があるということですから、泥棒にしてみれば一獲千金の価値があります。
被害者の方の鍵を閉めていなかった、という判断は悔やんでも悔やみきれない、過ちとなってしまうかもしれません。
盗んだ犯人が捕まり、手元に戻ってくれば言うことはありませんが・・・。

県立の文化会館ということですから、おそらく防犯カメラなども完備されていなかったのではないでしょうか。
もし、多数のカメラが設置されていれば、被害者の男性の控室に侵入し、そして出てくる不審者の映像を捉えることにつながったかもしれません。

音楽コンサートなどが開かれる会場では、高価な楽器が集まりますから、それを安心して置いておける環境が求められます。
その為の防犯対策です。

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