防犯ブログ
- 窃盗
2012年03月15日
「台のつく地名は高級住宅地」4府県で空き巣の3人組逮捕
大阪や京都などの4府県で空き巣を繰り返したとして、東淀川署などは14日、窃盗容疑などで住所不定、無職の男被告(31)=同罪などで公判中=ら男3人を逮捕、送検したと発表しました。
同署は36件(被害総額約1400万円)の犯行を裏付け、捜査を終結しました。
同署によると、いずれも容疑を認めており、男は「地図を見て、台とつく地名なら高級住宅地だろうと思って狙った」などと供述しているという。
送検容疑は、平成23年9月16日、堺市南区晴美台の無職男性方に侵入し、現金20万円入りの財布を盗むなど、同年5~9月に36件の窃盗を繰り返したとしています。
<産経新聞 3月15日(木)7時55分配信より>
地図を見て「〇〇台」とつく地名なら高級住宅地で大金を置いているだろうと考えて犯行を繰り返していた3人組が逮捕されました。
一見すると、素人のような発想で、すぐにでも捕まりそうな泥棒ですが、結果として、裏付けがとれただけで36件、被害総額は1400万円に上ったようです。
警察に捕まらなかったのは、彼らの運が良かったのか、発想は素人でも実際の犯行手口や段取りは手際良く行われたのか、検挙率が低下したと言われる警察の問題なのか、詳細は分かりませんが、犯罪者と言うものはそう簡単には捕まらないと考えておいた方がよいということです。
何か盗まれても、犯人はすぐに捕まり、その後で盗まれたものは手元に戻ってくるだろう、という楽観的な考え方をしていると、実際に被害に遭った時に、現実とのギャップに驚くことでしょう。
盗まれたものは、もう戻ってこないぐらいの悲観的な考え方の方が現実的でしょう。
それを前提として、盗まれたら困る大切なものに対しては、それを守るための現実的な防犯対策を行うべきです。
侵入窃盗被害に遭ってから初めて気付くことがあるはずです。
窓が壊されたら・・・こんなふうにガラスの破片が部屋の中に飛び散って片付けなければならないのか。
扉が壊されたら・・・元の状態に直すのにこんなに費用が掛かるのか。
鍵が閉められなくなったら・・・無施錠のままでは外出できない。仕事に行かなければならないのに。
商品が盗まれたら・・・お客さんに売るものがない。新たに商品を仕入れるお金はどうしよう。
色々な不具合、不都合が生じるはずです。
これらを想定して日々の生活を行うというのは難しいですが、その事態を防ぐための対策を行うことはできます。
侵入されないように、防犯センサーで敷地内、外周を守る。
侵入者の映像を記録する為に防犯カメラを設置する。
防犯対策が行われていることが外部からでも分かるように、目立つ威嚇機器を設置し、その場での犯行を思い留まらせる。
防犯対策は一つではありません。
現場によってそれぞれ環境や状況、予算や考え方など様々です。
お客様に応じた最適の防犯システムをご提案させていただきます。