防犯ブログ

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2012年03月07日 警察の不祥事 相次いで発覚!

① 『警官、女性下着を物色しながらパトロール』
パトロール中に民家の敷地へ侵入し、女性用下着を盗もうとしたとして、岡山県警は6日、県警備前署地域課の巡査長の男(57)(岡山県赤磐市下仁保)を住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕しました。

発表によると、男は6日午前1時10分頃、同県備前市内の民家に門扉から侵入し、ガレージ内の物干し場の洗濯物を盗もうとした疑いです。

制服姿で物色中、住人の男性(67)に見つかり、「下着泥棒の捜査をしている」と言い逃れようとしましたが、不審に思った男性の妻が110番。
男は調べに「若い女性用下着があれば、盗もうと思った」と容疑を認めているという。
<読売新聞 3月6日(火)22時46分配信より>


② 『泥棒の後輩が身代わり出頭、警察見抜けず』
福岡県警東署は6日、窃盗容疑で逮捕した自称アルバイトの男(20)が、職場の先輩の身代わりだったと判明し、釈放したと発表しました。
同署は7日にも改めてこの男を犯人隠避容疑で、先輩の男(21)を窃盗容疑で逮捕します。

発表によると、20歳の男は福岡市東区のファストフード店前に置いてあった一眼レフカメラなど3点(11万5000円相当)を1月に盗んだ疑いで、6日に逮捕されました。
このカメラが同市博多区の質店から見つかり、店に示した身分証明書などから男が浮上したという。

しかし、同日夕、先輩が「私が盗んだ」と同署に出頭。
男は「先輩に迷惑をかけられないと思いうそをついた」と身代わりを認めました。
同署の堀川国弘副署長は「見抜けなかったことは遺憾」と話しました。
<読売新聞3月7日(水)12時8分配信より>


③ 『大阪府警 警察手帳2冊紛失』
大阪府警高槻署員の警察手帳2冊がなくなっていることが、捜査関係者への取材で分かりました。
総務課の警察官2人分の手帳で、署員が昨年11月、保管されているはずの署内の書類棚から紛失しているのを確認しました。府警は盗まれた可能性もあるとみて、窃盗容疑で調べています。

捜査関係者によると、警察官は勤務中に警察手帳を携帯する決まりですが、普段手帳を使うことのない総務課員の分は署内の鍵付きの書類棚で保管していました。
しかし、書類を出し入れするため、日中は施錠していなかったようです。
昨年10月下旬から11月上旬になくなったとみられます。
<毎日新聞3月7日(水)13時43分配信より>


警察の不祥事が相次いでいます。
女性の下着を盗もうとパトロールしていた警官、泥棒の身代わりで出頭した後輩を見抜けず逮捕、犯罪に悪用されかねない警察手帳の紛失。
偶然でしょうが、昨日から今日にかけて3件報道されています。

普通の企業ではニュースにならないような小さな出来事でも、警察では大きく報道されることがあります。
盗難の被害者なのに、まるで加害者のような扱いを受けるなど、気の毒に思う部分も確かにあります。
しかし、それだけ犯罪に対して厳しく対処してほしいという国民の願い、期待でもあると思います。

私が子供ころは、日本の警察は世界一検挙率が高い、と教えられたと思います。
日本の警察官は優秀なんだな、すごいんだなと子供ながらに感じた記憶があります。
それがいつのころから、検挙率が低下し、犯罪が凶悪化、多国籍化し、外国人の窃盗団による「出稼ぎ」が行われほどになってしまいました。
犯罪者からカモとして扱われている部分もあるのでしょう。

世界各地で起こっている大きなテロ事件というものは日本では起こっていません(地下鉄サリン事件もテロという見方ができるかもしれません)が、背後にいるアメリカへの警告の意味で、日本が狙われる可能性もあるでしょう。
テロの件は問題が大きすぎるので、ピンとこないかもしれませんが、身近な問題としての犯罪に対しては、まず国民が頼りにするのは警察しかありません。

個人単位、地域単位で防犯対策を行うことも大きな意味があります。
しかし、それには限界があります。
国全体を見た時、犯罪をいかに減らすことができるかというのは警察の役割が非常に大きいと思われます。
その警察には常にきちんとした対応を行い、再発防止策を徹底してもらいたいものです。
我々も警察に頼るだけで終わるのではなく、個人個人がしっかりとした防犯意識を持ち、団結することで、犯罪者が犯罪を犯しにくい環境を作り上げることができるはずです。

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