防犯ブログ
- 金属盗難
2012年04月12日
滋賀 資材置き場から鉄板14枚11トン!
10日午後5時ごろ、近江八幡市馬淵町の工務店資材置き場で、鉄板14枚(計175万円相当)がなくなっているのを、経営者の男性(37)が見つけ、県警近江八幡署に通報しました。
同署は窃盗事件として捜査しています。
同署によると、盗まれたのはいずれも縦約1・5メートル、横約3メートル、厚さ約2・5センチの鉄板14枚で、1枚当たりの重さは約800キロ。
<産経新聞 4月12日(木)7時55分配信より>
合計14枚、175万円相当の鉄板が盗まれました。
金額以上に、計11トンもの重さの鉄板が盗まれたことに驚きます。
おそらく複数犯で、何らかの機械を用いて、運搬車両で運び出したのでしょうが、特殊な技術等がなくても行うことが可能なのでしょうか。
盗んだ後の保管も重要です。
重量の問題やスペースも必要になりますから、さらに雨風をしのいで、外部から見られないようにしなければなりません。(怪しまれないように)
そうなると、倉庫などに限定されますが、個人で所持している場合は、中に、何が何の目的で置いてあるかなど、外部の者が知る術はありません。
犯罪の為に悪用する者もいるかもしれません。
そして、盗んだ後は、それを転売するか、(本業で活用)再利用するでしょう。
再利用する場合は、加工等手を加えられてしまったら、盗まれた物という特定がさらに難しくなるでしょうから、やはり、転売する際を狙っての捜査ということになるのでしょうか。
例えば、インターネットなどで「大量の鉄板売ります!」という掲示板の書き込みがあれば、「盗品では?」と怪しむ人も出てくるでしょう。
そのような単純な犯行だと、捕まえるのも楽ですが、外国に密輸するなど、さらに複雑に、出所を分からなくすると、追跡は困難になります。
犯罪の質も悪い方に変わってきています。
それに応じた対策をしなければなりません。