防犯ブログ

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2012年04月05日 酔った男にパトカー盗まれる キー付けたまま駐車

4日午前7時ごろ、相模原市南区の団地の外周道路で、110番通報を受けて駆けつけ、キーを付けたまま駐車してあった神奈川県警のパトカーが、歩いてきた男に盗まれました。

すぐに気づいた警察官が、走って100メートル近く追跡し、運転していた無職の男(73)を取り押さえ、窃盗容疑の現行犯で逮捕しました。

男は、酒に酔っていて無免許の疑いもあり、取り調べに対し「外周道路を一周したかった」などと供述しているということです。

神奈川県警は、「施錠の確認など指導を徹底し再発防止に努めたい」とコメントしています。
<TBS系(JNN) 4月4日(水)19時5分配信より>

キーを付けたまま駐車してあったパトカーが一時的に盗まれたという事件です。
赤色灯点灯によるバッテリー上がりを防ぐため、エンジンをかけたままだったようです。
男は酔っており、パトカーで近所を一回りしてみたかったと供述していることから、盗んで転売するなど悪質な犯行ではないようです。

しかし、仮に盗まれ、それが転売される、犯罪に悪用されるなど、二次的な被害が発生する恐れもあります。
盗んだパトカーで警官を装って要人に近づく、侵入窃盗犯罪で逃走車両として使うなど、犯罪者が考える用途はいくつもありそうです。
つまり、被害者側もそのように悪用される可能性があることを踏まえて、日頃から使用、管理を行う責任もあると言えるでしょう。
いい加減な気持ちでいると、後で大きな問題に発生し、後悔することもあるでしょう。

それを防ぐ、完璧に防ぐことができなくても防ごうとする為に対策を講じることが必要です。
そのような危機意識、防犯意識を持つことから始めなければ、何も変わりません。
被害者になって初めて犯罪被害の恐ろしさ、危険性、被る損失などを実感する人も多いと思います。
それを先に、事前に対策を講じることで、避けられる可能性があるのです。

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