防犯ブログ
- 侵入手口
2012年05月08日
新聞配達員 留守宅情報悪用して空き巣
東京都内の新聞配達員らが、民家が留守になるとの情報を悪用して空き巣に入ったとして、警視庁に再逮捕されました。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、新聞配達員の男(39)ら3人。
警視庁によると、3人は10年、東京・大田区の民家から現金1万円とパソコンなど29点を盗んだ疑いが持たれています。
男は新聞販売店に勤務していて、配達先から「入院するので、新聞配達を一旦止めてほしい」と依頼してきた情報を実行役の2人に伝えたという。
3人は「同様の手口で他にも十数件やった」と話しているという。
警視庁は、被害総額が900万円以上に上るとみて調べています。
<日本テレビ系(NNN) 5月7日(月)22時26分配信より>
旅行などで長期間、家を空ける際、防犯目的で新聞配達をストップすることがあります。
新聞を配達しても受け取る者がいなければ、ポストは新聞であふれ、長期間無人だということを外部に知らしめるだけです。
まさかその情報を悪用して泥棒に入る者がいるとは・・・。
普通は業務上、知り得た情報(個人情報を含む)は、他の者に漏れることが無いように、慎重に扱います。
情報の提供者(ユーザー)も相手を信用し、当然、そのように扱われると信じています。
残念で恐ろしいことですが、それを悪用して犯罪を犯す者もいるのです。
常に誰かを疑う必要はありませんが、そのように悪用される可能性があることも認識しておくと、防犯対策も立てやすいかもしれません。
頼りになるのは自分だけという言葉がありますが、誰か、何かに依存し続けると、どこかで裏切られたり、期待していた効果が得られないこともあります。
自分の身は自分で守るという自主機械警備システムをご検討下さい。