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2012年05月23日 パチンコで換金直後の男性襲われる 大学生逮捕

会社員を転倒させて金を奪ったとして千葉西署は21日、千葉工業大2年の男(25)=東金市東金=を暴行と窃盗容疑で緊急逮捕しました。
男は男性がパチンコ店でもうけているのを見て後をつけたといい、「やったことは間違いない」と容疑を認めているという。

逮捕容疑は4月26日午後9時25分ごろ、千葉市美浜区高洲3の路上で、同区の男性会社員(52)に背後から近づき、腰に抱きついて転倒させ、上着の右ポケットから現金13万1000円を盗んだとしています。

同署によると、男性がパチンコ店で換金した直後に狙われたことから付近のパチンコ店を重点的に捜査したところ、常連客の男が浮上したという。
<毎日新聞 5月22日(火)12時3分配信より>

パチンコ店に限らず、現金を換金した後、引き出した後、というのは注意が必要です。
金融機関、郵便局、コンビニのATM、消費者金融など、店を出て、家に帰るまでの間を待ち伏せされ、狙われるということもあります。

それぞれの店舗内の防犯対策は厳重です。
複数の防犯カメラ設置は当たり前で、強盗へのカラーボール設置や防犯センサー設置、さらには警備員が常駐して巡回しているところも珍しくありません。

しかし、一歩外、例えば駐車場になると話は別です。
ほとんどが何も対策されておらず、お金を持って車に乗るまでの間を狙われると、何にも守られていない状態で、自分1人で守らなければなりません。
お年寄りや女性、身体の不自由な人となると、さらに狙われる危険性が高まります。

今回の事件のように、特定の人を狙い、暴行して金品を奪う窃盗暴行事件というのはそれほど多くはないかもしれませんが、上記の店舗を出たところを狙った車上荒らしやひったくりなどは実際に事件として発生しています。

駐車場内にも防犯カメラを完備し、不審者の映像を記録し、店舗外での待ち伏せを阻止するような対策が求められます。
また、警察と連携し、パトロールを増やす、警備員がいれば、駐車場まで利用者を見送るなどの取り組みを行うべきでしょう。

安心してお金を下ろすことができない、となるとますます金融機関への不信感が広がり、タンス預金が増え、今度はそれを泥棒に狙われるという悪循環につながる可能性もあります。
店舗外の防犯対策も考えてほしいものです。

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