防犯ブログ

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2012年07月05日 滋賀車上荒らし 現金1500万円と小切手1千万円盗まれる

3日午前10時35分ごろ、守山市守山の守山ふれあい公園駐車場で、乗用車の助手席ドアのかぎが開けられ、車内から、1千万円以上の額面の小切手が入ったかばんや、現金約1500万円が入った紙袋などがなくなっているのを、駐車していた京都府長岡京市に住む男性会社員(50)が見つけ、110番しました。
県警守山署は窃盗事件とみて捜査しています。

同署によると、現金は、この男性が勤務する会社の売上金で、小切手も会社のものでした。
現金を口座に預けるため銀行に向かう途中で、その前に市内の取引先に立ち寄るため車を施錠し約30分間車を離れたところ、被害にあったという。

車は男性の会社の所有で、男性が閉めていた助手席窓が数センチ開けられており、同署は何者かが窓のすき間から道具などを入れ助手席ドアを開けたとみて調べています。
<産経新聞 7月4日(水)7時55分配信より>

被害金額を考えただけでも恐ろしい事件です。
1500万円の現金と1千万円の小切手が駐車場に停めていた車から盗まれました。
銀行に預ける途中、取引先に立ち寄るため、車を停車させていた間に車上荒らしに遭ってしまいました。
悔やんでも悔やみきれない30分間でしょう。

少しの間だけだから大丈夫、問題ないという油断があったのか、時間が惜しかったのか。
先に銀行に預け、効率が悪くとも、それから取引先に向かうべきでした。
ただ後悔しても自分を責めても時間は戻せませんし、お金も手元には戻ってきません。
犯人が捕まり、お金が回収できることを祈ることぐらいでしょうか。
これからどうするかしかありません。

高額の現金を会社の外でも中でも所持している時間が長いほど危険です。
金融機関に預け入れることを最優先に考え、現金回収等もできるだけ避けた方がよいでしょう。
振り込み等に仕組みを変えていくことが必要です。

施錠しているだけという状態は、車に限らず、住宅や事務所、店舗でも同じです。
それだけでは防犯対策がしっかりしている、泥棒が敬遠する状態ではないことを認識すべきです。
危険な状態と考えても大げさではないでしょう。

今回は数センチ開いた窓のすき間から道具を入れてドアが開けられたようですが、少しの油断と隙を狙って泥棒は犯行を行います。
仮にすき間がなかったとしても、現金っぽい何かを発見したのであれば、何が何でもドアを開けようと試みたかもしれません。
ただ用心に越したことはありません。
少しでも泥棒があきらめそうな嫌がりそうな、そして狙われにくい環境をどうしたらつくることができるかを考えるべきです。
何もしないことが最も不用心です。

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