防犯ブログ

  • 窃盗
2012年07月21日 岐阜 3年連続アイガモ盗難

羽島市桑原町大須の田で育てていたアイガモ約25羽が盗まれたことが19日、分かりました。
昨年も周辺の田と合わせ数羽ずつ数回盗まれ、一昨年は隣接の田と合わせ約40羽が一度に盗まれたという。
世話をしていた、農家などでつくる「アイガモ稲作研究会」の会長(66)は「子供たちも成長を楽しみにしているのに許せない」と憤慨しています。

会長によると、14日午後5時ごろは異常がなく、15日朝8時に来たら1羽しか残っていなかったという。
この田では、近くの酒造元「千代菊」と同研究会が協力し、市民が田植えから稲刈り、仕込みを行って日本酒をつくる体験プロジェクトが進められており、6月16日に市民約200人が田植えをしました。
アイガモはその際に子どもらが放したという。

会長は「子供の夢を壊すことはできない」と隣接する田の12羽を移して、子供たちをがっかりさせないようにしました。
また、田の脇の飼育小屋を人が入れないように改造し、センサー付きのライトを設置しました。
防犯カメラも設置する予定。
<毎日新聞 7月20日(金)13時5分配信より>

人の目による監視には限界があります。
24時間同じ人が同じ場所で監視続けることは不可能です。
だからと言って交代制で発生するか分からない犯罪を監視続けるのは大変です。
警備員など専門の職業は別ですが、一般の人が監視するのは無理があります。
油断や見逃し、ちょっとした隙を突かれて犯行が行われることもあるでしょう。

今回ターゲットになっているのはアイガモという動物です。
あちこち動き回りますし、目で捉えるのも難しいでしょう。
1羽ではなく数十羽もいるようですから、数羽盗まれてもすぐには分からないかもしれません。

このような人の目による監視を助けてくれる、補ってくれるのが防犯カメラです。
単純な比較はできませんが、初期導入コストは掛かるものの、長期的にみますと人件費と比べると安く上がります。
停電や機械の電気的トラブルなどがなければ、24時間継続して監視し、映像を記録することもできますから便利です。
人の目のような隙も生じませんし、集中力に波もありません。
予算的に余裕があれば両方導入するのが望ましいですが、限られているのであれば防犯カメラの方をお勧めします。

犯罪者も防犯カメラに見られている、監視されている状況下では犯行は行いにくいものです。
それが犯罪の抑止効果(犯罪自体は無理でも、犯罪者にその場での犯行を思い留まらせる効果)と呼ばれるものです。

加盟企業専用ページはこちら