防犯ブログ

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2012年08月02日 茨城他郊外の幼稚園狙い104件の犯行

県警捜査3課、牛久署の合同捜査班は1日、窃盗事件で逮捕、起訴された住居不定、無職の男(34)=常習累犯窃盗罪で公判中=が、茨城、群馬、栃木、埼玉、千葉の5県で郊外の幼稚園などで窃盗と窃盗未遂事件104件に関与してたことを明らかにしました。
被害総額は約220万円相当に上ります。

同課の調べによると、男は昨年11月~今年4月、5県で郊外にある幼稚園や保育園を中心に犯行を繰り返していたとされます。
夜間、自転車で現場まで行き、ドライバーでガラスを割り侵入、現金やデジタルカメラ、ビデオカメラなどを盗む手口でした。
盗品は転売し、生活費に充てていたという。

男は「郊外の幼稚園は犯行中に気づかれにくく、味をしめた」などと供述しているという。
男は4月、利根町で起きた窃盗事件で逮捕、起訴されています。
<産経新聞 8月2日(木)7時55分配信より>

無人というのは狙われやすいポイントの一つです。
人が常に行き交う場所だと、人の目を気にしてうかつなことはできません。
目撃者がたくさんいる訳ですから、何らかの犯罪を行った場合、あとで捕まる可能性が高くなってしまいます。

その点、無人の場所は人が少ない場所は、犯罪者にとっての狙い目となります。
営業時間や営業日が決まっている店舗や事務所などはターゲットとしては選びやすくなります。
営業時間外、休業日を狙えば、無人状態ですから、侵入にさえ成功すれば犯行は行いやすくなります。
侵入を防ぐためのワンドア・ツーロック、壊しにくい材質の扉やガラスというのは、侵入する時間稼ぎや手間を掛けさせるという効果はありますが、一旦突破されると、あとの犯行は自由にできてしまうという点があります。

一番良いのは常に人の目で監視し続けることでしょう。
強盗という犯罪はありますが、人が居て、建物内で活動していれば(就寝中でなければ)、普通は犯行対象から外します。
この人の目の代わりをしてくれるのが機械の目、防犯カメラによる監視です。
人件費を払い続けることもなく、文句を言うことなく働いてくれる便利なものです。

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