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2012年09月25日 8歳の娘を使って下着万引き 母親逮捕

8歳の娘を使い、下着などを万引したとして、奈良県警奈良署は23日、窃盗の疑いで、奈良市大安寺の無職の母親(39)を現行犯逮捕しました。
容疑を認めているという。

逮捕容疑は、23日午後11時25分ごろ、同市内のディスカウントショップで、女性用下着や菓子など計10点(約7400円相当)を袋に入れて小学2年の長女に渡し、店外に持ち出させて万引したとしています。

同署によると、母親は一度下着などを買い物かごに入れた後、店のポリ袋に詰め替えて娘に渡していました。
犯行を目撃した男性警備員(51)が店外で取り押さえたという。
<産経新聞 9月24日(月)15時12分配信より>

親子万引き事件をニュースで目にすると、被害者と同じように、加害者である子供が可哀想になります。
普通は、犯罪はいけないことだと教えるはずの親に強要、命令、指示、または勧められて万引きを行うのでしょう。
物心のついた子供であれば、自主的に犯罪行為に加担する場合もあるでしょうが、未成年の場合は、親の言うことには逆らえません。

犯罪が悪いことだと教わらずに、自然に犯罪を犯すのであればまだましです。
悪いことだと知りながら、親に指示された時の子供の気持ちは・・・。
一生忘れない心の傷になるのではないでしょうか。
親を尊敬するという気持ちも無くなってしまいそうです。

子供を利用した手口の方が成功率が高く、また捕まりにくいというメリットがあるのかもしれません。
しかし、それ以上に精神的に失うものの方がはるかに大きいと思うのですが。

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