防犯ブログ

  • 犯罪手口
2012年09月26日 和歌山パチンコ店 スロット台を操作しメダル不正入手

パチスロ台から不正にメダルを出して換金したとして、新宮署は25日、窃盗などの容疑で、那智勝浦町宇久井の大工の男(31)と、三重県御浜町阿田和の無職の男(24)の両容疑者を逮捕しました。
「遊ぶ金欲しさにやった」と容疑を認めているという。

逮捕容疑はそれぞれ、8月下旬に串本町や新宮市内のパチンコ店で、スロット台のメダル投入口にセルロイド製の板状の器具を差し込み、メダルを投入したように機械を誤作動させ、メダル約4千~6万円分を不正に出して換金したとしています。

同署によると、8月に同様の容疑で逮捕した男2人の供述から男らの犯行が浮上。
4人は遊び仲間で、器具を使い回し、紀南地方のパチンコ店で同様の犯行を繰り返していたという。
<産経新聞 9月26日(水)7時55分配信より>

防犯カメラは盗難対策以外にも、不正防止・不正監視目的での用途があります。
また顧客とのトラブル時に防犯カメラの映像が証拠として役立つこともあります。
事務所に怒鳴り込んでくるような顧客に対しても、防犯カメラが設置されていることが分かれば、無茶な行動や脅迫じみた言動を抑止する効果もあります。

多くのパチンコ店に防犯カメラがついていると思います。
トラブルや犯罪が起こりやすい環境ですから、それに対する警戒感からでしょう。
にも関わらず、様々な犯罪が発生しています。
換金所の現金盗難、景品の盗難、お客さんの私物(財布や携帯電話)の盗難、今回のようなスロット台・パチンコ台への不正操作、それ以外にも違法薬物の売買や、暴力・わいせつ行為などの犯罪が実際に起こっています。

店員による監視、防犯カメラによる監視だけでは対策として充分とは言えないのかもしれません。
それ以外の対策も+アルファで行い、より犯罪が起こしにくい環境に変えていかなければ、犯罪件数は減らないでしょう。
業種・業態・狙われる対象物に応じて、防犯対策も変えていく必要があります。

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