防犯ブログ
- 侵入手口(学校)
2012年10月11日
高校に男が侵入 体育授業中生徒の財布盗む
栗東市内の県立高校に侵入し、財布などを盗んだとして、県警草津署は10日、窃盗の疑いで大阪市西区土佐堀の専門学校生の男(21)を逮捕しました。
同署によると容疑を認めています。
逮捕容疑は、9月11日午前11時ごろから50分ごろまでの間、栗東市内の県立高校の更衣室などに侵入し、ロッカーに置いていた生徒5人のカバンなどから財布や携帯電話など計16点(計約1万7千円相当)を盗んだとしています。
同署によると、盗まれた生徒らは、体育の授業中だったという。
<産経新聞 10月11日(木)7時55分配信より>
授業中というのは、校門付近に人がいなくなります。
常駐の警備員や先生が交代で見回りをしていれば別ですが。
校門は施錠されているのでしょうか?
生徒の安全面を考慮し、万が一の火災等に備えて迅速に避難できるように、開けたままにしているかもしれません。
防災目的という意味では効果がありますが、防犯面では誰でも自由に出入りできてしまうという危険性があります。
どちらを重視するかは難しい(人命優先であれば防災目的の方でしょうか)ですが、何らかの対策は必要でしょう。
四六時中現場に人を張りつかせておくのは人件費が掛かります。
予算的にそれが許されるところとそうでないところがあるでしょう。
また、人の目による監視は24時間は無理ですし、必ず見落としなどが出てきてしまいます。
それを補うのが防犯カメラによる機械の目の監視です。
24時間何の文句を言うことなく、稼動し、映像を記録し続けてくれます。
人の場合は、イニシャルコスト(導入に必要な費用)が低く(もしくはゼロ)、ランニングコスト(保守・管理に必要な費用)が高い。
防犯カメラの場合は、逆にイニシャルコストが高く、ランニングコストが低い。
どちらにも長所・短所がありますが、予算的に厳しくどちらか一方しか導入出来ない場合、中・長期的な視点で考える必要があると思います。